市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

2017年1月ひろみだより NO.28

新しい年はどんな年に?

「『何となく、今年はよい事あるごとし。元日の朝、
晴れて風なし』(石川啄木)。新年に希望を込めて願う
ささやかな幸せや安心。しかしトルコでの銃乱射テロ
を年明けのニュースで聞き、暗たんたる気分になった
人も少なくないでしょう。
引き続く内戦やテロ、増える難民や移民、過激組織
や右翼勢力の広がり。・・・
一握りに富が偏り、巨大企業が国をまたいで利益を
むさぼる。一方に格差と貧困をただし、公平で平和な
世界をめざす共同のたたかい。そのせめぎ合う現実を
みなければ展望も開けません。それは日本でも。・・
『政治転換の機は熟した』」
   (2017年1月4日付「しんぶん赤旗」”潮流”より)



新時代開く共闘の年に昨年は、野党と市民の共闘が本格的に始まった年に
なりました。国民の願いにこたえる「大義の旗」を掲
げ、野党と市民が「本気の共闘」に取り組むなら、政
府・与党の激しい攻撃をはねかえして勝利できること
が事実で示されました(参議院選挙、新潟知事選挙)。
 昨年暮れの臨時国会では、安倍政権は、三つの大悪
法―環太平洋連携協定(TPP)承認、年金カット、
カジノ解禁―のすべてを強行採決しました。
 こんな強権政治、暴走政治は許せない、次の総選挙
で、厳しい退場の審判を下しましょう。



真実を伝えるしんぶん 赤旗 をお読みください(日刊紙:3497円/月、日曜版:823円/月)
          
12月議会 〜私の一般質問〜南地域のまちづくりについてききました

都市計画道路(小平尾バイパス)は?1工区(南半分)は、土地買収が72%まで進んでいるが、今後の見通しは立っていないと回答。
私は、一分バイパスが南コミセン前まで完成したが、そこから南が旧道のままであるため、様々な問題が起こっていることを指摘し、改善を求めました。    

南生駒駅西口前道路・歩道の問題―
 一分バイパス道路から南の渋滞を避けて迂回する車が多く、また、朝夕は家族などを送迎する車も加わり、狭い駅前道路は混雑します。通学路でもある歩道は非常に狭く、朝の通学時には特に危険です。歩道を広げるよう要望しました。
市は、通学路点検時に県と共に検討したいと回答しました。

国道308号線との交差点での渋滞の問題―渋滞を解消するために右折レーンを設けることを提案。市は、県と検討すると回答。

 
小瀬橋・河川の改修計画は?市は、下流の井堰の補償交渉が難航しているため、河川改修が遅れている、小瀬橋周辺の河川改修時期は見通しが立たないと回答。
2016年6月の豪雨により、竜田川の水位が上昇、小瀬橋北で水路が溢れ床上浸水の被害があったことから、私は、緊急措置として川幅を西側に広げることを提案しました。市は、このことについては、県も検討していると回答しました。


南生駒駅バリアフリー化は? 南生駒駅は、高齢化が進む中、駅の利用者や住民のみなさんからのバリアフリー化の要求は高まっています。

12月議会で、私の質問に先立って行われた、公明党成田議員の質問に対して、市は、近鉄の整備計画(2016年8月発表)で、南生駒駅は2019年度に設計、2020年度に工事を行うことになっていると回答しました。

しかし、日本共産党奈良県議員団は11月16日に近鉄と交渉を行いましたが、その際に、南生駒駅は、駅の構造上多額の費用がかかり、用地買収の必要性も予想されるなどの「制約条件」があり、2020年度までのバリアフリー化を必ずしも義務づけられる訳ではないとの認識を表明しました。
「制約条件」というのは、国交省バリアフリー法に関する基本方針に「鉄軌道駅の構造等の制約条件を踏まえて可能な限りの整備を行う」とあることを指しています。

私は、近鉄がこのような認識を表明していることを重視し、市がこのことについて近鉄にしっかりと確認し、計画通り2020年度までのバリアフリー化実施に向けて取り組むよう要請しました。

南生駒駅の一日も早いバリアフリー化は、市民の切実な要求です。市民の皆さんからの事業者や市・県・国に対する働きかけが、要求実現のための大きな力になります。私は、市民の皆さんとご一緒に、先頭に立ってがんばりたいと思います。
         
”波うつ歩道”
イオン・南都銀行間 改修実現へ!!
〜12月議会で市が表明
先の12月議会の一般質問で、私は「南地域のまちづくりについて」質問しました。
南地域の道路、歩道、橋、川などは、県の都市計画・河川改修計画があるとの理由で、危険な箇所が長年放置され、市民の安全がないがしろにされてきました。
中でも、イオン・南都銀行間の歩道は、車道方向への傾斜や凹凸がひどく、市民が転倒し怪我をしたとの情報もいくつか寄せられていました。日本共産党は、管理者である県の郡山土木事務所に対して何度も改善の要請をしてきましたが、拡幅の都市計画があるとのことで改修はされず、事実上放置されていました。
私は、2014年12月の議会でもこの問題を取り上げ、県任せにせず、市としても取り組むべきではないかと追究しました。
市は、「市としても、地元調整関係については、一定努力する」と回答していました。その後2年が経過、

市としてどのような努力をしたか、また、現在の進捗状況はどうかをききました。 
市は、一部区間(ダイキ西側)の改修工事を今年度中にすることになっている と回答しました。

工事は、車道の道路面を10cm高くし、歩道との落差を小さくした上で、歩道の改修をするものです。残りの区間も来年度以降に行われる予定ということです。
長年の願いがやっと実現することになりました。市民のみなさんとともに喜びたいと思います。


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