2021年2月号 ひろみだより NO.42
コロナ |
緊急事態宣言延長!!
これはもう“政治災害”
今年に入って新型コロナウイルス感染は急拡大、首都圏を中心に緊急事態宣言が出され未だに収束の見通しは立ちません。医療機関はひっ迫し、事業者や失業者などの苦難や国民の不安は増すばかりです。
ウィルスが勢いを増すだろう寒い冬に備えて、感染防止や医療の体制をとるべきときにそれをせず、人の移動を抑えることが感染症対策の基本の基本であるのに、逆に人の移動を増やし感染を広げる「GO TO トラベル・イート」を強行するなど、菅政権のコロナ対策の失敗ははっきりしています。今の感染拡大の状況は、まさに“政治災害”といえます。この大災厄について、菅首相は国民に対し謝罪しましたが、棒読みで具体性の乏しいものでした。
「『なぜ感染が抑えられなかったか?』『ここが問題だった』という反省もなく、国民に様々な自粛を求めながら、感染防止のための新しい対策もない、これでは感染の収束はできません。」(2月4日 志位委員長記者会見)
2021/1/27付 しんぶん「赤旗」より
十分な支援を・・現場からの切実な声
・営業時間短縮を強いられる業者・・
「もう無理」「疲れ切った」の声
――持続化給付金の再給付など十分な補償を早く!
・収入減に苦しむ労働者
――非正規雇用労働者への十分な生活保障を!
――アルバイトのシフトカットにも休業手当を!
・ひっ迫が続く医療現場―医療維持は国の責任・・
「命の選別許さない」
――医療従事者に定期的なPCR検査を!
――経営維持のために必要な減収分の補填を!
死ぬな! 死なすな! みんな生き抜こう! お困りの方は・・・
生駒市生活支援課 (0743-73-1111)へ、又は 竹内ひろみにご相談ください。
12月議会 |
~私の一般質問~
コミュニティ・スクールについて
昨年改訂された「生駒市教育大綱」で、「学校・保護者・地域住民の協働を通じて、子どもたちの豊かな成長を支え育むため、地域活動の拠点となる、「地域とともにある学校」の実現に向け、コミュニティ・スクールを推進する」ことが掲げられています。
また、今年度から、生駒小、あすか野小、壱分小、南第二小の4校がコミュニティ・スクールのモデル校となり、来年度からの市内全小中学校への導入に向けて準備が進められています。
「コミュニティ・スクール」とは・・
自治会、保護者会、民生児童委員、ボランティア等からなる「学校運営協議会」が設置された学校です。 また、「学校運営協議会」には、次のような法的権限が与えられていることは重要です。(「地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5」)
・学校運営方針を承認する。
・校長の経営方針・運営方針に対して、意見を述べることができる。
・教職員の任用について、意見を出すことができる。
このなかで、特に、「教職員の任用に関して意見を出すことができる」という権限については、権限濫用の懸念や学校現場での抵抗感等があり、文科省は、どのような事項を意見申出の対象とするかについて、例えば、「職員個人を特定しない一般的な意見に限ること」のように教育委員会規則で定めるよう推奨しています。しかし、市の教育委員会規則にはこのような規定はありません。このことについて、市はどう考えるか、質問しました。
市は、「教職員任用に関する意見の申し出」の内容は、あくまで、学校運営の基本方針を踏まえ、教育目標等に合った教職員の配置を求めるものであると答弁しました。
しかし、文科省が各教育委員会規則で定めるようにいい、また、奈良県教育委員会規則でも明記されているように、生駒市教育委員会規則にも明記するよう要望しました。
一方、地域の状況は様々で、高齢化のもと活動が困難な地域もあります。また、コロナ禍のもとで、学校現場も問題山積な中、教職員の負担も増えています。このような中、法的な問題点も含め、現場の懸念を払しょくし、丁寧に進めていくよう要望しました。
なお、市の方針で、学校は地域ぐるみで教育を支える地域活動の拠点であるとしており、いま市が進めようとしている「学校統廃合」は、その方針とは逆の方向であるといわざるを得ません。
南生駒駅にエレベーター設置へ!
市内で最もバリアフリー化が遅れていた南生駒駅とその周辺を重点整備地区として「バリアフリー基本構想」(案)が示され、12月16日~1月15日市民意見が公募されました。その結果を受けて、具体的な計画の検討が進められています。
南生駒駅については、次の図のような計画案になっています。
|
南第二小「地域協議会」
統廃合反対!の意見にわき起る拍手
2月5日、「学校再編に係る地域協議会(生駒南第二小学校区)」が開催されました。
奈良教育大学前田教授を座長として、自治会、民生・児童委員、PTA、地域住民代表と南第二小校長の計15人と、行政から、教育長、教育子ども部長等の出席で行われました。
この協議会に先立って開かれた意見交換会では、そのメンバー(学校運営協議会委員)全員が統廃合に反対しており、これ以上協議することはないとの意見が出されました。また、ある自治会長から、「我々は南第二小の統廃合には反対であり、1ミリたりとも譲れない」との意見を断固表明されたときには、地域の委員さん達から期せずして拍手がわき起こりました。
この校区では、先のパブリックコメントで統廃合に反対する意見とともに1300筆もの署名を提出し、市には十分意見を表明しているので、いまさら意見の聴取もとりまとめも必要ないとの意見が出されました。話し合いの結果、意見書(案)を事務局でまとめ、次回の地域協議会で確認することになりました。
今回の地域協議会は、地域のみなさんの「南第二小をなくすな」の強い思いを市にぶつける場となりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
地域の要求大切に |
国道168号・308号交差点に右折レーン実現へ!
この交差点は、308号線に右折する車があると渋滞になり、それを嫌って南生駒駅の
方へ迂回する車で駅前道路の通行量が増えています。
私は前に一般質問で、この問題の解消のために、この交差点に右折レーンを設けるよう要望していました。
その後、交差点南西角の南都銀行の撤退(南生駒駅前交番移転)を機に、右折レーン
が設けられることになりました。(市建設部に確認。)
今後もご意見、ご要望などありまたら、ご遠慮なくお申し越しください。
真実を伝える「しんぶん赤旗」をお読みください。(日刊:3497円/月、週刊:930円/月)