市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

2018年冬月ひろみだより NO.32


憲法9条改憲をほんまに許すのか
2018年はたたかいの正念場
安倍首相は、年頭会見などで「今年こそ憲法のあるべき姿を国民にしっかり示す」と延べ、まず自民党案をまとめ、野党を抱き込み、国会で改憲を発議、国民投票にもち込もうとしています。

9条に自衛隊を書き込めば「戦争する国」へまっしぐら
安倍首相は、「憲法9条1項、2項を残したまま『自衛隊』を書き込むだけ」といいますが、その自衛隊は、安保法制で海外派兵や武力行使ができるように変えられました。また、後からできた法律は、前の法律に優先するというのが法の原則で、憲法9条は空文化し、日本は無制限に「戦争する国」になってしまいます。背後に極右・狂信の「日本会議」が控えています。その先はどこまで行くのか・・10年先は?

朝鮮半島で戦争を起こさせないために北朝鮮の軍事挑発は許されませんが、同時に、アメリカと北朝鮮の軍事衝突、核戦争は絶対に避けなければなりません。日本は、憲法9条を生かして、対話による解決の先頭に立つべきです。しかし、安倍首相は「対話」を否定し、アメリカの先制攻撃を公然と支持しています。こんな国は他にあるでしょうか?

国民の過半数憲法9条改定「必要ない」

日本世論調査会の調査(1月3日付け「東京」)では、憲法9条改定について、53%が「必要はない」、改憲の国会論議を「急ぐ必要はない」が67%です。

3000万人署名で改憲発議やめさせましょう

作家の瀬戸内寂聴さんやノーベル賞受賞者益川敏英さんらの呼びかけで「『安倍9条改憲NO!』の署名を3000万人分集めよう」、「9条改憲の国会発議をやめさせよう」という運動が始まりました。
憲法」第12条は「自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」と定めています。今この「努力」が求められています。日本共産党も全力でこの運動に取り組んでいます。みなさんもご一緒に大きな運動にしていきましょう。





地域の要求大切に
安心・安全のまちへ
・・一歩づつ前進・・

南生駒駅バリアフリー

―計画:2019年設計、2020年工事―
昨年、6月議会で、「南生駒駅バリアフリー化を求める会」から請願書が出され、共産党市議団は他会派議員とともに紹介議員として尽力、請願書は全会一致で採択されました。
 また、私は12月議会の一般質問で、この請願書の重みと、5千筆近い署名に寄せられた市民の願いを、市はしっかりと受け止め、近鉄との協議・設計に反映するよう要望しました。
 利用者にとって真に利用しやすい駅、災害時にも安心な駅になるよう、また、基本構想の策定で地域の面的・一体的なバリアフリー化をめざし、市民の皆さんとともに取り組んでまいります。


南生駒駅前道路の拡幅を!

狭い車道に多くの車、狭い歩道、送迎車も多く危険がいっぱい!
 昨年12月議会の一般質問で「駅前の国道168号は、竜田川の河川改修計画とは直接関係がなく、改修計画の実施を待たずに整備することもできる」ことを確認し、県と連携して早急に拡幅整備するよう要請しました。
 市は、用地買収も必要になるなど、課題が多いが、今後県とともに検討すると答弁しました。
 駅前道路の近鉄線側の土地は、すべて近鉄の所有であることを法務局で確認しており、土地買収については、近鉄の協力を得て、道路の拡幅整備を早急に進めるよう要望しました。

朝の通学時の駅前道路


小瀬橋北の川幅の拡幅

2016年夏、竜田川の増水で水路が溢れ、南生駒駅前の商店が床上浸水に。同年12月議会の一般質問で、県所有の対岸の用地を削って川幅を広げるよう提案していました。
昨年の12月議会で、市は、今年度中に工事の予定と回答。

工事が始まった西岸


イオン前「波打つ歩道」の改修
 A
A(北半分)・・改修済み
B(南半分)・・今年度改修の予定
(実施時期、範囲は未定)




小平尾地区の国道168号の整備

小平尾地区の国道168号は、都市計画道路の計画を見込んで、整備が後回しにされ、長年放置されていました。
「窪みにたまった雨水を車がはね歩行者がびしょ濡れになっている」との苦情を受け、県に整備を要望していました。
昨年秋、舗装整備されました。

舗装整備された国道
今後も、市民のみなさんのご要望、情報などお寄せください。




お得情報

家庭ごみの出し方 
4月から一部変わります(予定)


指定袋に入らない棒状の燃えないごみ

(傘、棒、バットなど、長い棒状のごみ)
これまで・・種類ごとに、300円
      ↓↓
4月から・・
種類に関係なくまとめて指定袋(30円)に入れ、紐でくくる。
 
紐の長さ、棒状のものの規定、排出方法の詳細は未定。
決まり次第、広報等でお知らせする。
電話リクエストかリレーセンター持ち込みは変わらず。
                     
昨年6月議会での日本共産党浜田議員の提案に対し、市は「検討する」と答弁していました。12月議会でその検討結果を質問し、上記内容の答弁を得ました(環境保全課への聞き取りを含みます)。

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定量無料型への変更を提案
家庭系燃えるごみ減量の状況は横ばいで、市長マニフェストの25%減の目標達成は困難と思われることから、環境省も効果を認める一定量無料型の検討について質問、提案しました。市長は、具体的な展望を示さないまま、現行で目標達成を目指すと答弁しました。
家庭ごみは生活していれば必ず出るもので、本来無料で収集すべきものと考えますが、無料に戻すとゴミが増えないかという市民の不安も考慮し、市民負担の軽減とごみ減量促進の両立をはかる、一定量無料型への変更を今後も求めていきます。

                                    


 
2017年7-8月ひろみだより NO.31

                        

安倍政権にレッドカード!! 東京都議選

 
自民党惨敗、都民ファースト第一党へ
日本共産党19議席へと前進!
全国注視の都議選(7月2日)は、自民党の大敗北で、安倍政権に厳しい審判を下す結果となりました。都民ファースト旋風が吹きすさぶ中、日本共産党は唯一、議席、得票数・得票率すべてで前進しました。「築地市場豊洲移転中止で築地ブランドを守る」、「超大型道路の無駄遣いをやめ、暮らし・福祉中心の都政を」などの政策と、この4年間の働きを基礎に、「日本共産党が躍進すれば都政は変わる」と訴えたことが、都民に評価された結果と思われます。
 都民の厳しい審判を受けた安倍首相は、表面では反省を口にしますが、あろうことか獣医学部の複数許可を口走り、改憲日程のごり押しまでして、逃げ切りを図ろうとしています。100億円を優に超える国民の財産を縁故者に贈呈するような、森友・加計スキャンダルを犯して恥じることのない輩に、日本人が初めて手にした大事な「日本国憲法」をいじらせるわけにはいきません。証人喚問と徹底した調査で区切りをつけなければ、日本の政治は一歩も前に進むことはできないと考えます。
 一方、選挙後、小池知事に代わって都民ファーストの会」の代表になった野田数氏は、「日本国憲法無効論」、「大日本帝国憲法復活」を唱える極右で、しかも、以前秘書をしていたアントニオ猪木参議院議員から公金横領で告発されているとの報道もあるような人物です。今後の「都民ファーストの会」の動きには警戒が必要です。

                   
THIS IS大打撃”(中谷元・前防衛相のA抜け咄)

T・・豊田衆院議員・・秘書へのパワハラ発言・暴力
H・・萩生田官房副長官・・「加計学園」疑惑で関与
I・・稲田防衛相・・「自衛隊としてお願い」発言
S・・下村幹事長代行・・「加計」ヤミ献金疑惑


肝心の「A」が抜けていませんか? 
元凶はなんといっても、A・安倍首相でしょう。


       

地域要求たいせつに

〜郡山土木事務所と交渉しました〜
7月4日、日本共産党生駒市議団は、宮本県会議員とともに、県・郡山土木事務所を訪れ、道路・河川・橋などについて、交渉しました。
南地域では、次のような要望をし回答を得ました。(●要望⇒回答) 
           

国道168号線

南生駒駅西側歩道
●崩れている所あり、改修されたい。           
⇒崩れている箇所を改修する。
●狭くて危険。通学路でもあり対策必要。         
⇒抜本的な対策が必要で、今後の検討課題。


ダイキ東側―竜田川沿い
●センターライン、路側帯ラインがほとんど消えているので、危険。     
⇒路側帯ラインは早急に引く。  
⇒センターラインは警察の管轄。警察に要望する。


乙田橋以南(小平尾南) 
●交通量が多く、車道の路面が荒れている。(雨天時、車の水しぶきを歩行者が浴びる。)
⇒北から順次舗装する計画で、一部舗装済み。
●狭くガタガタの歩道の改修も要望。
⇒検討する。


小瀬橋―歩道部
●コーティング材が剥がれていて滑りやすい。 
⇒定期的に修理する。
●狭いためすれ違いしにくく、車道に出る人が多く危険。
 ⇒河川改修時に橋本体と一体で改修の予定だが、河川改修の時期は未定。



都市計画道路(小平尾バイパス)

国道308号線との交差点
●右折車があると渋滞が起こる。右折レーンを設けてほしい。
⇒可能かどうか検討する。
南都銀行北向いの傾斜した危険な歩道―最近、高齢者が転倒・骨折する事故あり。
⇒現地を確認し、改善検討する。 


マックスバリュー前の歩道
●北の南都銀行までは改修されたが、南の部分も早急に改修されたい。
⇒改修する計画で進めている。


6月議会

南生駒駅及び駅周辺のバリアフリー化の早期実現を求める請願書
〜全会一致で採択されました〜 

南生駒駅バリアフリー化を求める会」から提出された上記の請願書は、浜田、竹内、久保各議員(日本共産党)と吉波議員(市民ネット)が紹介議員となり、議会で審議の結果、全会一致で採択されました。
 請願書は、南生駒駅のエレベーター設置などのバリアフリー化とともに、駅周辺の道路などの安全確保と「バリアフリー基本構想」の策定を求めています。議会での請願書の採択は、この要求実現に向かって大きな力になるでしょう。
  今年1月、南生駒駅周辺地域の高齢者を中心に結成された「求める会」は、署名活動などの運動にとり組まれ、6月14日、4035筆の署名を携え市に申し入れをされました。署名には周辺地域のほとんどの自治会の協力が得られました。住民の皆さんの熱意と行動が議会を動かしたことは間違いありません。
 日本共産党は、南生駒駅とその周辺の道路、歩道、橋、河川などの問題について、長年取り組んできました。近鉄や県と何度も交渉し、また、市に対しても一般質問で要望しました。マックスバリュー前の歩道が改修されたことは、記憶に新しい所です。今回の請願書についても、採択に向けて尽力しました。
今後も、住民のみなさんと共に、地域の課題に取り組んで参ります。

6月議会【私の一般質問】
 介護予防・日常生活支援総合事業についてききました

この事業は、今年4月から、介護保険から外され、市の総合事業となりました。
1.
事業の対象となるのは、介護認定者「要支援1・2」と、介護認定の要らない「事業対象者」です。そこで、「事業対象者」の認定はどのようにされるのか、申込者に対して、専門職が丁寧な聞き取りで状態像を的確に把握し、ニーズに応じた適切なサービスにつなげているか、ききました。市は、「基本チェックリスト」で専門職が丁寧に状態把握し、適切に支援につなげていると答弁。

2.
訪問型サービス(生活支援―人体介護を伴わない)は、従来シルバー人材センターに委託されていたものを各介護事業所で行うことになりました。それに伴い、市は、市独自の「緩和した基準」(人員など緩和)と、資格(市の短時間の研修のみで取得できる)を新設。このような基準と資格取得者で、要支援者にとって安心・安全なサービスが保証されるか質問。市は、介護事業所で専門職の指導の下に行われるため、適切な支援が行われると答弁。





国連 歴史的な「核兵器禁止条約」を採択
圧倒的多数(加盟国の約3分の2)の賛成で
―日米英仏は加盟しない方針を表明
核兵器禁止条約を交渉する国連会議は、7月7日、同条約を、122カ国の圧倒的多数の賛成(保留1,反対1)で採択しました。条約の内容は、使用はもちろん、開発や実験、核をちらつかせた「脅し」まで幅広く禁止するものです。

この国連会議には、核保有国が参加せず、また、唯一の被爆国である日本政府も参加していません。この条約を作り上げた、世界の多数の諸政府と市民社会の力が、核兵器完全廃絶を求める圧倒的な国際的世論をつくりだし、核兵器保有国とその同盟国を、国際的に包囲していくことが、「核兵器のない世界」に進む根本の力です。この会議に向けて集められた約300万人分の「ヒバクシャ国際署名」がホワイト議長に手渡されました。全世界で数億の規模で集めるとりくみは、いよいよ重要です。