生駒市後援会ニュース2019/12月号
参加は「功労・功績者」のはずが、安倍後援会850人招待
安倍首相「桜を見る会」で税金の私物化!
「桜を見る会」は、どんな理由、どんな経緯で行われたか?
大きな批判が起きている「桜を見る会」、その事実経過を確認します。
今年4月13日東京新宿御苑で、安倍首相主催の「桜を見る会」が開催され、18200人が参加しました。
この会は、「各界で功労・功績のあった人たちを慰労し、懇談すること」を目的に、毎年新宿御苑で開かれますが、国に多大の功労・功績があったので、その経費は国庫(我々の税金)から支出される、という公的行事です。
参加費は無料で、たる酒その他のアルコール、オードブルやお菓子、お土産が振舞われます。当然参加者の人選は、各府省がその功績を評価して推薦し、招待されることになっています。
今年は、この会の予算1766万円に対し、実際には5518万円が支出され、予算額の3倍も支出されています。(5年前は、参加者13700人、実支出3005万円で、安倍政権以降、年々急増)・・・(棒グラフ参照)
税金の私物化で公職選挙法違反
大きな問題は、「各界の功労者」のはずが、実際には安倍首相や自民党議員・閣僚らの地元後援会員が多数招待され、参加しているのです。(円グラフ参照)
このグラフで分かるように、約15000人の招待客のうち、過半数は自民党・公明党議員と政権中枢の推薦枠です。つまり「各界で貢献のあった功績・功労者」ではない、即ち「税金で接待・振舞い」の必要のないメンバーです。首相を先頭とした「税金の私物化」でなくて何でしょうか?
11月8日の参院予算委員会審議では、稲田朋美議員、世耕弘成元経産相、萩生田文科相らが、地元後援会ニュースやネットで「多数の後援会の皆様と参加いたしました」と堂々と書いていることが、日本共産党田村智子議員によって暴露され、とりわけ最も多い参加者は安倍後援会の850人です。「桜を見る会」は参加費無料です。まさに公的行事・税金の私物化です。選挙民に対する供応であり、公職選挙法違反です。
安倍首相の後援会である安倍晋三事務所の名で、「桜を見る会」と「前日の夕食会(前夜祭・会費制)」の案内状が送られ、安倍事務所へ申し込むと、後日内閣府から招待状が来た、と多くの証言があり、単なる後援会行事の一部として扱われています。その人の「国への功績」などは関係ありません。申込書はコピーされ(コピーしてください、と申込書に書いてある)、後援会員の親戚や知人も誘っているのです。安倍昭恵夫人の知人まで参加、自民党三原じゅん子議員などは「母と叔母も連れてきた」と堂々と話しています。まさに私物化そのものです。
前夜祭も問題です
前夜祭の参加者は、「ホテルにではなく、会場の受付で、主催者に会費5000円を、領収書と引き換えに払った。ホテルから会場へは、バス17台で移動した。」と証言しています。ところが、ホテルが提供した夕食は、アルコール含め到底5000円で済むものではなかった。(ホテル側に問い合わせると、1人最低でも1万円以上とのこと。差額は後援会が負担したのは確実。)
「安倍晋三後援会 桜を見る会前夜祭」の会場前に置かれた案内板=4月12日、東京都千代田区(自民党山口県周防大島青年部の吉村忍町議のフェイスブックから)
ホテルニューオータニの「宴会・催事規約」によると、「宴会の見積額を、原則としてご利用日の30日前までに、現金又は振り込みで支払わなければならない」となっています。当然ながら1人1万円以上、850人分を後援会が予め払ったはずです。安倍首相の11月20日国会での「後援会が先にホテル側に支払ったことはない」という説明は、まったく疑わしいものです。
前夜祭も政治資金規正法違反
さらに問題は、この前夜祭の会費収入や会場費や食事代やバス代などが、安倍事務所の政治資金収支報告書にまったく記載されていないのです。これは政治資金規正法違反(不記載罪)です。
政治資金規正法によれば、政治家が資金集めパーテイなどを実施した場合、その収支を政治資金報告書に記載しなければなりません。仮に地元選挙区の有権者が会費を払っても、実際の経費との差額分を政治家側が負担すれば、公選法が禁止する買収になります。
例えば、小渕優子元経産相は14年10月、自身の政治団体が主催した観劇ツアーの支出が、会費収入を大幅に上回ったことが発覚して辞任。のち秘書が在宅起訴されました。
首相と自民党は、国会で真実を国民に説明せよ!
この問題を初めて国会で質問したのは、共産党宮本徹衆院議員で、5月13日です。ところが、この質問のために5月9日に内閣府に対し、招待者が増加した理由や選考基準などの資料を要求したのに対し、内閣府は招待者名簿は5月9日に廃棄した、というのです。
国会議員が資料を要求したその日に名簿を廃棄した、などというのは驚くべきことで、まさに追及逃れのために「隠した」のであり、このやり方は自衛隊の南スーダン日報隠し、森友・加計問題の公文書改ざんと同じ構図です。安倍首相を守るためには、官僚たちは何でもやるのです。
以上多くの疑惑について、安倍首相は記者団への立ち話しでお茶を濁すのでなく、国会の場で国民にきちんと説明しなければなりません。国会での野党の追及はいっそう不可避です。
おかしいぞ!奈良県の意識調査
県は先月から今月にかけて、県民対象に国政選挙や知事選などで誰に投票したか、民間業者を使って無作為の2000人に質問票を送付し、無記名で回収していた。
目的は、「奈良県の投票率の向上」と「地方政治の活性化」だという。
選挙の投票先のほか、首相や知事、大阪維新の会、大阪都構想について、好感度を0から100度の温度に例えて書くよう求める項目もあった。さらに知事について、革新的か保守的か、まで7段階で評価を聞いていた。来年3月までに調査結果を公表するという。
国政選挙や知事選の候補者別の得票数は、選管が発表していることだし、こんなことを1人1人に聞くのは、何か別の意図があるとしか思えない。
たとえ無記名の調査にしても、個人の投票先まで行政が聞くのは、個人情報保護や行政の中立性の観点から、おかしいではないか? こんなことに715万もの税金を使うとは?
花咲く会(南地域)がバーベキュー大会
11月9日秋晴れの下、生駒山麓公園で、初参加の方や竹内市議・宮内元市議も含め19人が集まり、周囲には他の団体や家族連れもあって、たいへん賑やかでした。世話人の方々が9月に下見に来て実際にバーベキューを体験してくれ、木炭も手際よくしっかりおこしてくれました。野菜やおにぎりもたくさん用意されていました。
高砂会長の挨拶「安倍首相の後援会は、桜を見る会に多数招待し、税金私物化の会だが、この花咲く会は自分で会費を払う清潔な後援会だ」とお見事!
焼けた美味しい肉と野菜、美味しいにおい、もうたまらん味に舌鼓、おしゃべりに花咲くにぎやかなひととき、参加者から「今日はほんとに楽しかった。」
はなみずきの会(中地域)
11月2日、浜田市議と13名が参加。DVD上映・志位委員長の「市民と野党で新しい政権を」TV4ch朝8時の番組「グッとラック」の録画「大臣の辞職」「少子化対策にもの申す」を見る。
意見交換では「大学入試に民間英語試験導入の件、準備してきた受験生や関係者のことを考えよ」文科省の対応の悪さへ批判。
「教職員の働き方の問題、教員のわが子の実態を報告」
「改憲反対では弱い。憲法はもっと攻めの取り組みを。生駒3000万署名が1万を超えたもよう」
「消費税、毎日安いものさがして買い物。便乗値上げあり。年金は下がり消費税など支出は増えている。消費税値上げに慣らされている。国民はおとなしすぎる。1兆円は国民1人8000円と考えれば自分の問題になる。」などたくさんの意見あり。
「生き生きクーポン、高齢者・障がい者支援施策全体から見直しは必要」
浜田市議の駅頭宣伝でニュース百枚配布、
首里城カンパ3602円、災害カンパ3915円。
維新後の激変の世相! 人間万事金世中 にんげんばんじかねのよのなか 1月13日(月・祝)午後3時半開演 |
郵便振替で 00900−5−275274