2017/1月号
【京極浩子さんの写真アルバム】7
宝山寺の注連縄(しめなわ)年の瀬もせまる頃、宝山寺の大鳥居は注連縄を新しく取り替え新年を迎える。
「大注連縄奉納」は、ハスの花びらの散華が舞い、最高潮に達する。
共産党生駒市後援会への募金をどうかよろしくお願いします。 郵便振替で 00900−5−275274 |
問答無用の強行採決・「安倍右翼政権」に総選挙で審判を
臨時国会が12月17日閉会しました。この間、2度も会期延長し、強引な議会運営で、自民・公明・維新の極悪3連合の、強権・暴走政治があらわになりました。維新は野党ではなく、まったく与党の補完勢力で、暴走・悪政推進の露払いの役割をしています。
閣僚や与党議員は、あからさまに「強行採決」をけしかける発言を連発、安倍首相は「わが党は結党以来、強行採決をしようと考えたことは一度もない」などと、誰が聞いても明らかなウソをつく、そして平然としている、これはもう「国会の堕落」という外ありません。
米国トランプの当選で、ヨーロッパ各国の右翼が活気づいています。どこかの国で右翼が政権を握るのでは、と外国メデイアは注目しています。しかし、日本ではすでに、右翼勢力が内閣を牛耳っています。このことをメデイアはあまり伝えようとしていません。(たまに日本会議とは?、その動きについての民放特集番組はあったが・・・)下の表を見てください。
彼らがこぞって参拝する靖国神社の戦争博物館「遊就館」は、「過去の戦争はアジアを解放するための正義の戦争だった」という内容を、展示と映画で繰り返し主張しています。靖国神社は、アジアと日本の国民に多大な犠牲をもたらした戦争指導者(A級戦犯たち)を「神」として祀り、東京裁判が彼らを有罪にしたのは「ぬれぎぬ」だと主張し、それに同調する靖国派議員たちが、いま閣僚の大部分を占めています。
下表にある、神道政治連盟国会議員懇談会(303名)の会長が安倍首相であり、日本会議国会議員懇談会(289人)の特別顧問が安倍首相です。自民党国会議員の大多数が、これら右翼組織に所属しているのです。日本会議とは、各種の右翼を総結集し、約20年前に発足した日本最大の右翼団体です。生駒から出ている高市早苗総務大臣は、これらすべての右翼団体に所属しています。
彼らはこの臨時国会で、TPP承認・関連法、年金カット法、カジノ解禁推進法などを、問答無用で強行採決しました。いずれもメデイアの世論調査で「反対」「慎重審議を求める」が多数で、特に「カジノ」は全国紙の5紙(産経・読売まで)すべてが反対・批判の社説を掲げました。国会審議は適当な時間、適当に行い、議長職権で採決に持ち込めば、何でも多数決で決められる、そういう独裁者のおごりが見え見えです。
左の表の右翼3団体の最大のねらいは、憲法改悪、特に9条を変えて自衛隊を国防軍にし、軍事予算を拡大して強力な軍隊とし、願わくば徴兵制をしき、緊急事態条項で文字通り独裁体制を作る、基本的人権は制限する、学校教育では「道徳」を「特別の教科」として、教育の中心にすえることに成功したので、愛国心を高め、進んで国防に参加する若者を作る、そういう「美しい国」「天皇中心の伝統ある国」を「取り戻す」(安倍語録)、その先頭に立つのが安倍首相です。
しかしこの臨時国会の会期中、来るべき総選挙での4野党の選挙協力が浮上し、共産党が提案した3点(共通政策、相互推薦、政権問題の合意)を含めて、今後4野党で協議していくことで合意しました。暴走をくい止める市民と野党の闘いはいよいよこれからです。
東地域後援会のつどい東地域で定期的に開いている集いを11月29日に開催しました。会場のTさん宅に、声をかけていた人が次々に訪れ、用意した椅子が足りなくなり、最後の2人は座布団に。全部で16人と盛況でした。
まず「日本共産党創立記念講演会」のDVDを観て「安倍さんにはダマされんようにしないとね」の感想。次いで浜田市議が、市議会でのゴミ問題や高齢者交通費助成、スズメバチ駆除への市の補助、などについて報告しました。
農民連食品分析センター長の「食べもの学習会」に参加したTさんが、その時の実験を再現、みんな興味津々(別掲)。この例からも、食品が食べる者のためではなく、製造する側の都合が優先されていると実感。また、日本では遺伝子組み換え食品が5%以下含まれていても、「遺伝子組み換えではない」と表示できるが、諸外国ではもっと厳しい、との報告に参加者はびっくり。「遺伝子組み換えではない」との表示を見て購入しているので、安心と思っていたのに・・・と。
その後TPPの話しになり、「安倍さんにだまされたらあかんけど、TPPでも食品表示でもダマされんようにしないと・・」「消費者(私たち国民)が賢こうならんとダメやね・・」「こんな機会に学習できてよかった」との声がありました。
最後に、このところ毎回参加者のデユエット2人のリードで、歌を聞いたり、皆でクリスマスソングを唄っておひらきとなりました。
(実験)コンビニのおにぎりを、少しちぎって、水を入れたコップに入れる。 すると、・・・水面にギラギラ油が! コンビニのおにぎりは 1ごはんを炊くときに油を入れる。すると、米の表面に油膜ができ長持ちする。 2釜に米がこびりつかず、作業が楽。 3おにぎり型にも油を塗る。機械でスムースにおにぎりを作るため。 4フィルムのすべりをよくするため。 |
市長がタウンミーテイングで提案
(スルッとKANSAIが来年3月で販売終了、となることを受けて)
12月18日の「せせらぎ」で出された市長案は、来年度から
1「シルバー生きいきクーポン券(仮称)」(1万円の場合、5百円券を20枚)を支給という案。
2その用途は、「近鉄、バス、タクシー」「各種健診、公共施設の利用料やチケット料」「シルバー人材センターのサービス利用料、紙おむつ代などの介護支援」「駅前自動車駐車場の回数券」などに使える。
3対象者は以下の3案から検討する。「年間1万円を維持するが、交付年齢を2年ごとに1歳引き上げる。10年後には75歳からとなる」「70歳以上一律に7千円」「所得制限の導入、1万円は維持」
1月21日の、市議会主催の市民懇談会で意見を出しましょう。最終案は3月議会に提案される模様。
シリーズ 「維新」を斬る!【2】 「維新」の台頭は、米のトランプ現象と共通点があります。「トランプ勝利の要因は、経済格差と地域格差の爆発的拡大にある」(仏経済学者トマ・ピケテイ氏――著書「21世紀の資本」は、2014年世界のベストセラーに)との分析は当っているようです。1%(富裕層)が99%を支配する、のは日米の共通点。大企業やグローバル(多国籍)企業が儲けに儲けて、貧富の差を爆発的に拡大した。この「格差社会」のゆきづまり―→現状への不満が「現状打破への願望」―→「ともかく何とかして!」の叫び―→既成政党にない、アッと驚く政策を掲げ、激しく相手を攻撃する候補者に「幻想」を寄せる。 |
売ります・買います・譲ります・ほしいです・・・・のコーナー (欲しいです)辻町 川畑建一 1小型耕運機 2車椅子(電動も可) 3小型発電機 いずれも無料もしくは格安で? (Tel090-3263-7266 川畑へ) (譲ります)あすか野北 溝川悠介 「レーニン全集」 (大月書店1964年ML研究所レーニン全集刊行会) 全39巻+別冊2巻 (Tel0743-79-1496溝川へ) |
前進座初春特別公演・2本立て 「雪月花源氏旗挙―牛若丸」 「人情噺 文七元結」 いつもと違い「先斗町歌舞練場」です 2017年1月10日 3時半開演 後援会価格一等席7700円(定価1万円) |