市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

2016/12月号

【京極浩子さんの写真アルバム】6

長野県栂池自然路白馬岳連峰を間近に望む雲上の高層湿原。山々と紅葉と高山植物の彩りに息をのむ。
標高1880m、一周5、5キロの路は木道も整備され歩きやすい。
朝な夕な自然路は癒しの世界へ誘ってくれた。


 安倍首相「今こそ戦争法実行のとき」南スーダン派遣部隊の壮行式、青森駐屯地で開かる    見送る家族「息子の命の危険感じる」
「戦争を事変と呼んだ時代を思い出す」戦争体験者が語ります。1931年、日本軍が満州を侵略した戦争を「これは戦争ではない」と言って世界の非難をかわそうとした。今でも教科書に「満州事変」の文字が。
「戦闘ではなく衝突だ」実態とはかけ離れた説明を繰り返す安倍政権は11月20日、ついに自衛隊第一陣約130人を南スーダンへ派遣しました。

一旦停戦していた南スーダンでは7月から内戦が再燃し、首都ジュバでは戦車や攻撃ヘリを使って戦闘を展開、実態は戦争そのものです。PKO(国連平和維持活動)参加の5原則の基本は「紛争当事者間に停戦合意があること」だが、安倍政権はこれを無視し、「今こそ戦争法実行のとき」と自衛隊員に訓示し、とにもかくにも自衛隊を戦争に参加させようとしています。

19日に自衛隊青森駐屯地で開かれた壮行式には、隊員約350人とその家族約300人が参加(下の写真)、訓示した稲田朋美防衛大臣は「安保法制(戦争法)に基づく新任務(駆けつけ警護、宿営地の共同防護)を付与した。任務遂行のための武器使用が可能となった。これは自衛隊の国際平和協力の歴史の中で、新たな一歩だ。」と強調、さらに出発部隊の田中仁朗隊長は「武器使用の細部についての説明は、安全確保のため(ここでは)控える。武器を使わないといけない場面では、法の枠組みの中で武器が使えるように訓練してきた」と強調しました。

今回の部隊には15人の女性隊員が含まれています。10代の隊員もいます。家族席では乳幼児を抱えた女性の姿が目立ち、式典の最中も子どもの声が響き渡りました。6歳と7歳の娘とともに見送りに来た女性(31歳)は「夫からは南スーダンへ行くことを夏に告げられました。どんな国かまったくわからず、調べてみると情勢が悪くて心配になってしまいました。政府はジュバは安全だというけれど、何が起きるかわかりません。」 息子が派遣されるという女性(64歳)は「駆けつけ警護、と聞いたとき、戦争の一環のような印象を受けました。武器をもっていくと、平和な日本がその先に進んでしまいそうで怖い。息子の命の危険を感じて本当に不安です。」

壮行式の日、翌日に告示される青森市長選の集会で、同市在住の男性(37歳)は「震災では自衛隊員は復興支援に頑張ってくれ感謝している。しかし稲田防衛大臣は、もし南スーダンで隊員に何かあったら私が責任をとる、と発言した。責任とって済む問題か? 命の問題ではないか? そんな安易な考えで戦地に派遣されるのかと思った。自衛隊員と私たち国民の命の重さは同じではないか。安倍政権は何と無責任なことか。」
壮行式があった19日、全国で南スーダン派遣反対「19日行動」が展開され、国会周辺は3800人、生駒駅でも17名が参加し署名75筆を集めました。

ここまできたか! 戦争中の壮行会を思い出す。まさに戦争前夜!
南スーダン派遣部隊を見送る家族
11月19日、青森駐屯地


 生駒北地域後援会のつどい 生駒北地域では10月18日に、はばたきで集いが開かれ、久保ひでのり市議はじめ20名が出席しました。
久保議員の市会報告(就学援助と給食費補助問題など)のあと、意見交換では
南都銀行あすかの支店と鹿ノ台支店が12月末で閉店し、ATMだけになる。窓口に用のある時、あすかの支店の客は白庭台駅前支店へ、鹿ノ台支店の客は奈良市の登美が丘支店へ行ってくれという。住民は困っており、久保議員と鹿ノ台の後援会員が鹿ノ台支店に廃止の中止を申し入れました。日銀のマイナス金利政策や、アベノミクスによる地方銀行の危機で、人減らしや支店閉鎖に追い込まれているらしい。
2生駒でも子どもの貧困化が進んでいるとの久保議員の報告に関連し、就学援助金や給食費、入学時の制服代、修学旅行の費用など、先払いが困難な家庭もある。後払いでなく、事前に支給してほしい。
3市立病院の医師不足は解決したか? 赤字が累積していくのではないか? 生徒の熱中死の事件から委員会が発足したが、どこまで公開されるか? 責任問題には触れないそうだが、原因を調査しなければ再発を防げないのでは?
4介護認定が厳しくなり、日常生活全部が車椅子で今まで介護3だったが、家庭で介護できる人(夫)がいるということで介護2になった。受けられるサービスも減り、金額も増えた。夫も老齢で今後どうなるか、不安だ。
5大型ゴミは1個300円のシールを貼らねばならないなど、老人だけの家や市の車が入らない所もあるので困っている。以前のように、指定日、指定場所に戻してほしい。
6いきいきカードは、市は今後も廃止しないでほしい。老人はますます外へ出にくくなる。



生駒中地域後援会のバーベキュー 今年は4月の「花見のつどい」、8月の「参院選ご苦労さん会」に引き続き、第3弾「バーベキューのつどい」に取り組みました。参加者のつながりで人数が増え、今回26名(青年4人含む)の参加で、紅葉の中にぎやかなつどいとなりました。 いずみさんの挨拶、浜田市議の市政報告に始まり、質疑応答ではご夫妻で参加された91歳最高齢のKさんから「2人で自分たちができることで元気に過ごしている。家にこもらず、2人で市や地域の行事に積極的に参加しています」と頼もしいお話しに皆元気付けられました。


友人と共に参加された介護職のTさんからは「介護職の待遇の悪さから若い人がやめていく。アットホームな介護を始めようと思っても、様々な法規制があり実現できない。結果として高額老人ホームばかりが増加し、特養は未だに待機者が多い。生駒市として空き家の利用等できるようにしてほしい。」との切実な声も出されました。要求アンケートや戦争法廃止署名も訴え、快く応じてもらいました。美味なバーベキューに舌づつみ、小春日和の陽ざしの中、おしゃべりに花が咲きました。

 その後、志位委員長のDVD(野党共闘中心)を視聴し、共産党こそ命とくらしを守る平和の党、草の根から統一の輪を拡げようと、和気あいあいのうちにつどいを終えました。次回新年会は1月7日開催予定です。



売ります・買います・譲ります・ほしいです・・・・のコーナー不用品交換です。ほしいもの、商品の種類、希望の価格(有償、無償)・町名・氏名・電話番号をお知らせください。
(☎・FAX 76-8788 池田まで)次回のニュースに掲載します。

前進座初春特別公演・2本立て
「雪月花源氏旗挙―牛若丸」「人情噺 文七元結 いつもと違い「先斗町歌舞練場」です
 2017年1月10日 3時半開演
後援会価格一等席7700円(定価1万円) 
申し込みは、後援会世話人まで

シリーズ 「維新」を斬る!【1】
暑い夏の参院選が終わって半年たち、「維新」はますます「与党の補完勢力」の本質を見せています。秋の臨時国会でも「維新」はTPP採決強行の露払いの役割を果たし、「安倍与党」として国会運営に協力、「維新」がねらう「大阪万博とカジノ誘致」と安倍政権がねらう「憲法改悪」で、互いに協力しあう「改憲タッグ」の役割を果たしています。
自民党は、自分の改憲草案をそのまま出さないとは、憲法改正に躊躇してるんちゃうか? あれだけ『憲法改正は党是』と首相はいうてきたんやから憲法審査会を開け!」(松井知事・今年10月26日)とまさに「維新」は野党ではなく、改憲与党です。

「維新」は、7月の参院選大阪選挙区(定数4)で2議席を占めるいっぽう、共産と民進議席ゼロでした。松井知事は早くから2人立候補の方針を口にし、「共産と民進には大阪の議席を与えたくないんでね」「共産党議席をとるのは日本のためにならない」(今年2月19日記者会見)と語っていたが、実際は2人立候補が難航した。この「至難の業」を決断させたのは、安倍政権からの働きかけがあったことを、複数のメデイアが報道しています。共通の狙いは「改憲反対勢力つぶし」です。

生駒でも昨年の県議会議員選挙で新人が当選(民進・共産が落選)するなど、大阪を中心に侮りがたい支持基盤を持っています。どこにその「強さ」があるか、そしてその「中身」は何か、シリーズで解明します。




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