市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

2016/8-9月号

日本会議会長「改憲のチャンスを迎えた」参院選後の7月13日、田久保忠衛日本会議会長は、日本外国特派員協会での記者会見で「参院選の結果、改憲の絶好のチャンスを迎えた」と述べました。
昨年の4月に日本会議の新会長に就任した田久保氏は、日本会議の機関誌「日本の息吹」昨年7月号で、当時戦争法強行に進む安倍首相を「天が下し給うたリーダー」と、まさに天まで持ち上げ、「安倍総理の任期中になんとしても憲法改正を実現しよう」として、天皇の元首化、9条改定に加え、緊急事態条項、の3点を急がねばならない、と迫っています。
安倍首相は、自分の任期中に改憲を成し遂げたい、と繰り返し表明しており、日本会議と呼応しています。左の大門参院議員の警告にあるように、事態の重大さを「もっとわかりやすく」「もっと広く」伝え、国民の中に過半数改憲反対世論を作らなければなりません。国民投票では、過半数の反対で否決できます。

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戦争と生駒・奈良・京都8月は「戦争」が話題になることが多いが、奈良や京都には空襲はなかった、という「伝説」を信じている人が今もある。しかしこれは事実に反しています。確かに東京や大阪のような大空襲ではないが、「奈良県の百年」(鈴木良編、山川出版社1985年)その他の文献から後呂忠一氏(うしろ ただかず 元奈良教育大附属中学副校長、元東大寺学園中学・高校教諭、奈良県歴教協会員)が別表をまとめています。(「奈良民報」2008・8・24号に掲載)

また「奈良県の歴史」(和田萃他編、山川出版社2003年)には、空襲による奈良県下の被害は、合計20件、死者32人、負傷者90余人、消失家屋40数戸と記されています。
なお、生駒市役所発行の「生駒市誌」には第4回大阪大空襲のあった昭和20年6月15日、俵口、小明、高山傍示、の各地が焼夷弾攻撃を受けた、また生駒からも多くの人が赤紙で招集され、終戦までに582人(昭12〜21年の遺族名簿による)もの戦没者をだした、と記録されています。
京都ではやはり昭和20年に、太秦、御所、西陣などに、計5回の空襲を受けています。

広がる「子ども食堂子どもが帰宅しても誰もおらず、1人で食事をとり、1人で過ごす・・。いま、格差と貧困の広がりの中、1人親家庭を中心に、子どもの貧困が問題になっています。平成24年の国の調査では、17歳以下の子どもの貧困率は16.3%です。そんな中、子どもに無料(又は安価で)食事を提供し、居場所を作ろうという「子ども食堂」の活動が、生駒市を含め県下10箇所に広がっています。(今のところ、全国で319箇所)

宮本次郎県議は6月県議会でこの問題を取り上げ、県の子ども女性局長は「3月に支援計画を策定した。今年度は支援に結び付けたい。」と述べました。
生駒市では「たわわ食堂」と名付けられ、たけまるホール1階の調理室で、大人が食材を持ち寄って、3月末から毎月1回開催されているが、すでに8月までに6回開かれ、平均大人17人、子ども15人が参加、参加費としてカンパの形で大人3百円、子ども2百円の負担。次回は9月18日に15時より、の予定。運営は民間ボランテイアによる。市の補助なし。これまでのメニューや参加者の反応など、詳細は「たわわ食堂」で「検索」してご覧下さい。

開院一年の市立病院の状況市立病院管理運営委員会は、病院運営に市民の声を反映させようと、生駒市が指定管理者「徳洲会」と結んだ基本協定に基づいて設置されており、市長が会長で、委員は医師会や自治会代表、公募市民らで構成されています。
6月23日の運営委員会に、昨年6月の開院から今年3月末までの初年度(10カ月)の運営状況が報告されました。
外来患者は2429人で計画の50%、入院患者は1764人で同41%だった。(いずれも1カ月平均人数)
救急患者の、初年度の受け入れ数は、1486人(10カ月合計)で、生駒市が45%、奈良市が34%でした。
他の医療機関からの紹介は、昨年7月が90件だったのが、今年3月には172件に増加、医療連携が進んでいます。
人員体制としては、今年3月末現在、常勤医師16名、非常勤医師37名、常勤看護師78名、非常勤看護師18名、その他となっていて、いずれも昨年6月の27年度事業計画数を充足しています。
初年度の経常収支は11・7億円の赤字だったが、徳洲会は「問題ない」としています。生駒市が負担しているのは、借地料年間5千万円だけです。
昨年7月、救急告示病院の認定を受け、消防本部救急隊との連携を密にし、24時間体制で受け入れ可能にしました。
今年度の事業計画は、昨年度実績を反映させ、4〜5月の外来、入院患者数はほぼ計画通りの水準で推移しています。



【京極浩子さんの写真アルバム】3

瀬戸内芸術アート
岡山県宇野港にある「宇野のチヌ」淀川テクニックの作品である。
ゴミや漂流物などを使い創作していて、現地の人々と交流しなが
ら滞在制作を行っているという。2人の若者の作品は、小中学校
の教科書にも紹介されているという。見てみたい。




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