市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

2016年5-6月ひろみだより NO.25


早くして!
南生駒駅バリアフリー

南生駒駅は、エスカレーターもなく、また改札が地下道にあるため、乗降のたびに階段の上り下りをしなければならず、大へん難儀な駅です。(階段を使わず直接ホームに出入りできる無人改札もありますが、切符の人だけしか使えず、また、反対側のホームに行くには遠くの踏切を渡らなければなりません。)車椅子やベビーカー利用の人や足の不自由な人などから、バリアフリー化を求める声が高まっています。バリアフリー法(2011年改訂)では、乗降客が1日3000人以上の駅は、2020年までにバリアフリー化をすることになっており、1日5000人を超える南生駒駅は、早急な実施が求められています。

日本共産党は、近鉄各駅のバリアフリー化について、これまで幾度も要請してきましたが、近鉄は実施を先送りしてきました。しかし、2020年まであと4年となり、住民の方からの高まる要求もあって、やっと重い腰を上げ、検討を始めました。今後、一日も早い実施を確実にするために、住民のみなさんの声を一層高め、近鉄や行政に働きかけていくことが必要です。日本共産党はその先頭に立って力を尽くします。

東山駅にエレベーター設置を”の署名運動すすむ            
昨年11月、近大病院の最寄駅である東山駅近隣の住民のみなさんで「東山駅にエレベーター設置を求める会」が結成され、署名運動が取り組まれてきました。そして、1月13日3000筆の署名をもって近鉄に要請し、「2020年までに設置したい」との回答を得ました(現在約7000筆)。
同会は2月12日、生駒市にも要望書を提出し、山本副市長と懇談しました。日本共産党の宮本次郎県議、植田いずみ平群町議、竹内ひろみ生駒市議も同席しました。     

議会報告
3月定例議会
3月7日ー25日
主な議決内容は以下の通りです。
1.学研高山第2工区 UR土地取得契約(可決)
(反対7:浜田、竹内、久保、伊木、塩見、吉波、山田)
関連予算:約2億600万円
(前払い金:1億200万円、測量・登記:9,320万円、
まちづくり計画検討業務:540万円)
2.子ども医療費助成⇒中学卒業(年度末)まで拡充(全会一致で可決)
(通院:500円負担/1医療機関/月)
(入院:14日まで500円、14日超:1000円負担)    
3.ひとり親家庭等、心身障害者、重度心身障害老人等医療費助成に所得制限を設ける。(可決)  (日本共産党のみ反対)
4.議員など特別職の期末手当引き上げ(36,250円)(可決)
  (国家公務員の人事院勧告にならうもの)
  (反対8:浜田、竹内、久保、西山、沢田、松本、山田、吉波)
5.RAKU-RAKUはうす、金しの杜倭苑の利用料、回数券で割引。
(全会一致で可決)
6.「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書」
 (日本共産党提出)(賛成6:浜田、竹内、久保、西山、吉波、沢田)
5月臨時議会
5月11日
1.議長、副議長などの役員が決まりました。
議長:中谷尚敬議員、副議長:桑原義隆議員
2.委員会の所属が決まりました。
(今年度から、常任委員会の名称と所管が一部変更しています。)
日本共産党の議員は次の委員会に所属します。
議会運営委員会: 浜田議員
広報広聴委員会: 浜田議員
常任委員会)  
企画総務委員会: 浜田議員
都市建設委員会: 竹内議員
厚生消防委員会: 久保議員
市民文教委員会: なし
予算委員会  : 議長以外の全議員
熊本地震で被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。 

救援募金に取り組んでいます

安保法制廃止へ、「市民連合」前進!!
 安倍内閣は、ほとんどの憲法学者憲法違反と断定する「集団的自衛権」の行使容認―自国が攻撃を受けていなくても同盟国などの戦争に武器をもって参加できる―を内閣だけで決めました。これは、代々の自民党政権憲法に違反するとして認めてこなかったものです。しかし、安倍政権は憲法を変えるための正当な手続き(国民投票)をせず、憲法の解釈を変えることで「集団的自衛権」の行使を認めました。そして、そのための法律=安保法制を、昨年9月19日、参議院強行採決し成立させました。
 この法案に対して全国各方面の人びとから強い反対の声がわき上がり、反対運動が繰り広げられました。このような声に耳を傾けず強行採決をすることは許されるものではありません。国会で過半数を占めているといっても、民意を反映しない小選挙区制によるものであり、民主主義とはいえません。
強行採決後も、「立憲主義守れ!」「安保法制廃止!」と運動は止まることなく続けられ、「戦争法廃止を求める統一署名」は、5月3日現在1200万筆集まっています。
 今年7月に行われる参議院選挙で、安保法制廃止をめざす議員を増やすために「野党は連合しよう」と呼びかける「市民連合」が結成され、話し合いが進められています。これまでに、全国で、定数1人の選挙区32のうち20を超える選挙区で、統一候補が決まっています。
 一方、4月24日に行われた北海道5区衆議院補欠選挙では、野党連合の統一候補が、圧倒的優勢といわれていた自民党候補にあと一歩のところまで迫り、自民党に衝撃を与えました。野党が連合すれば、安倍暴走にストップをかけられる・・市民連合は大きな展望を見出しています。
 日本共産党は、野党統一ができた1人区では独自候補を下ろす一方で、比例区で大きく躍進して、安保法制廃止の方向を確かなものにすために奮闘します。
                            

日本の憲法アメリカがつくった?
 憲法9条の"発案者”は誰なのでしょうか? 5月3日の憲法記念日に、報道ステーション(6CH)は、憲法学者・木村蒼太さんとともに、記録や証言を検証して、この問題に迫りました。
 新憲法草案の作成に当たった幣原(しではら)首相は、外交官として二つの対戦を経験し、「戦争は二度としてはならない、日本は平和国家として再生するべきである」との強い決意をもって、「戦争放棄」を憲法にうたうことをマッカーサーに提言し、マッカーサーもそれを受け入れて決定したとのことです。このことは、当事者の証言や記録から明らかで、日米双方の公文書にも書かれており、重く受け止めなければならないと、木村蒼太さんもいっておられました。憲法9条は日本側からの提案であってアメリカからおしつけられたものではないことがはっきりしました。

地域の要求たいせつに
小瀬橋歩道橋が補修されました
「コーティング材が剥がれて滑りやすい」との通報を受けて、郡山土木事務所に修理を要望していましたところ、滑らないようにテープで補修されました。見栄えは悪いですが、取りあえず滑る危険はなくなりました。


今後も要望などがありましたら、ご遠慮なくお寄せ下さい。


生駒市初のこども園「南こども園」開園
みなみ保育園と南幼稚園の施設を統合した「南こども園」が、4月1日開園しました。両園とも老朽化により建て替えが必要となったため、幼稚園を建て替えて保育園を統合し、こども園としたものです。開園時には、園児246名、職員58名の体制でスタートしました。

私は、こども園の検討が始まった当初から、専門家の意見を聞いたり、他のこども園を視察したりして、子どもにとって真によい保育ができる園になるように提言を行ってきました。いよいよ開園となり、今後も、両園の園児も保護者様々な違いを乗り越えて、しっかりとよい保育・教育ができるよう、見守っていきたいと思います。