市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

2016/4.5月号

[季節の1枚]

北海道5区補選で惜敗、しかし野党共闘に展望あり!

4月24日の、衆院北海道5区補欠選挙開票結果は

当選(自民・公明)和田義明 135842票
  (4野党共同)池田まき 123517票
で、池田候補は当選こそできなかったが、その差は12325票でした。これは野党共闘の力を示した点で、全国的に非常に大きな意味を持っています。
 これまで選挙のたびに自民党が勝ち、心ある有権者をして「毎回こんな自民を選ぶ日本の有権者に絶望!」などと落胆させることがありましたが、この選挙結果は、野党が団結して候補者を一本にしぼれば、自民党と互角に勝負できることを示しました。小選挙区制でも野党が勝利する可能性が生まれてきたのです。

 小選挙区制という選挙制度は定員1名なので、与野党の各党が候補者を立てると票が分散して、結局比較第1党が当選するので、結果として自民党に有利な制度です。自民党は3割の得票率でも全議席の7割を占めるという事態もおこりました。しかし野党が共同して候補者を1人に絞って自民党と1対1の勝負をすれば、自民党の票を上回って、勝つこともできるのです。

 今回の選挙は、一地方の補欠選挙にとどまらず、戦争法廃止、立憲主義の回復、TPPの農業破壊、消費税値上げ阻止、子育てや福祉問題など、国政のあらゆる問題が争点となり、池田候補と四野党、市民連合は安倍政権の暴走と正面から闘いました。

 昨年の安保法制(戦争法)反対運動から今日まで、多くの市民の自発的な運動が長期にわたって広く深く高揚し、「選挙は野党共闘」を強く求めるようになりました。

 参院選の1人区32あるうち4月25日現在、
青森・岩手山形・宮城・栃木・群馬・新潟・長野・山梨・石川・福井・滋賀・岡山・鳥取島根合区・徳島高知合区・愛媛・山口・長崎・宮崎・熊本・沖縄など
21選挙区で、野党統一候補が決定しました。


5月29日(日)午後1時30分から
 日本共産党生駒市後援会総会です
 たけまるホール(3階小ホール・生駒駅北)


九州地震被災者救援募金のご協力をお願いします
郵便振替で
【口座番号】01940―8―55836
【加入者名】日本共産党熊本県委員会
又は
【口座番号】01910―6―62127
【加入者名】日本共産党大分県委員会

いずれも通信欄に「九州地震募金」と記して下さい。亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、被災者のみなさんには心からお見舞い申し上げます。

中地域後援会のお花見
 4月2日だけは雨も降らず、ふれあいセンターの桜も満開に咲きほこる中、いずみ信丈予定候補、浜田市議も参加し、16人で花見をしました。

 浜田市議からは、URの土地購入とその後の見通しなど、財政や市長の姿勢、今後の問題などについて、質問に答えながら説明がありました。
 いずみ候補からは、参議院選挙での野党共闘の現状や、奈良県の状況について話がありました。
参加者からは、国会中継を見ていた孫が「安倍さんはちゃんと答えていないからアカン」と言った話や、野党共闘共産党が頑張っているという話や、若者の働き方が変わり、「希望が持てなくなっている」という話が出されました。「浜ちゃん、応援しているよ。当選した後が大事やで。」と激励される場面もありました。最後にハーモニカ伴奏で合唱しました。(長尾)


南地域での市政報告会
 4月14日南生駒のせせらぎで開かれ、27名が参加しました。いずみ信丈予定候補、竹内市議、浜田市議も参加しました。いずみさんからは、先月戦争法が施行され、自衛隊が市町村に若者の名簿提出を求めている問題、また参院選奈良統一候補擁立については、特に民主党内部の動向を話されました。
 竹内さん、浜田さんからは、高山第2工区の問題、ごみ問題、南生駒駅バリアフリー化問題、生き生きカード問題の経過、子ども医療費助成、ひとり親家庭・心身障害者・重度心身障害者老人等助成に所得制限を設ける問題、などが報告され、活発な意見交換になりました。特に高山に関しては、生駒市のこういう動きは危険だという強い批判、懸念が出されました。また、多くの人から、南生駒駅の使いにくさ、特に足の悪い人、車椅子の人にとって厳しい現実が指摘されました。市議からは、過去の近鉄との交渉経過も報告されました。(池田)

北地域での市政報告会
 4月20日「はばたき」で18名が参加しました。 久保議員からは、URの土地取得問題、ゴミ有料化は1年経ったが減量化どころかむしろ増えている現状、市民病院問題、北地区の交通不便に対するコミュニテイバスとオンデマンドタクシーの実施要望の内容など報告がありました。
鹿の台の信号の付け替えはすぐ実現できたが、まだ3機残っている。でも見やすい信号に変わったこと、1人暮らしの老人の買い物や通院は大変で、やはり1万円でも交通補助券も北地区住民には切実だ、せっかく市民病院ができても救急車が当院に行かなくて、東大阪まで回されたという話もあり、市民病院の充実を求める意見が出ました。

生駒にも活断層が通っているが、市の地震対策のための補強工事への補助はどうなっているのか(審査が通れば一軒当たり50万円補助です)、今の市長はソフトに見えるが国保やすべてのことを国の基準に引き下げていこうとする、市民との話し合いを拒むことが多くなった。
参院選挙ではぜひ野党共闘実現の強い要望が出ました。また熊本地震へのカンパ7400円が集まりました。(辻本)



【写真アルバム】生駒の美しい花たち
大阪と奈良の県境にある「大阪府民の森」は、生駒市高山町獅子ガ丘にある生駒北スポーツセンターの後ろの小道からも行くことができます。
「夏がくれば思い出す」の歌にある水芭蕉の花は初夏に咲きますが、この森の小道沿いの水芭蕉群は春、3月半ばになると白い花が咲き乱れます。水辺に木製の橋が架けられ、両側の小川や脇の小道にも見られます。花は年々増えています。見ごろは4月半ばまでです。「府民の森」は、森の自然を生かしながらいくつものハイキングコースがあり、森林浴をしたりバーベキューも楽しめます。高山第2工区も、このようなハイキングコースや樹木、季節の花が楽しめる市民憩いの場所になればいいですね。(辻本)

水芭蕉の群生 高山町獅子が丘(4/10)


水芭蕉 高山町獅子が丘(4/10)


りんごの花 真弓ふろーらむ(4/14)


花をつけた「つがる」の木 真弓ふろーらむ(4/14)


竜田川沿いの桜並木(4/2)(一分〜南生駒)