市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

2017/11月号



台風で近鉄生駒線一時不通に!台風21号で竜田川駅付近の住宅基礎の土が流出、生駒線の線路が土砂で覆われたので、生駒王寺間が一時不通になった。現在線路の土は除かれたが、電車の振動が更に土砂流出を招く恐れあり、現場では超低速運転をしている。住宅基礎工事は長期間かかりそうだ。(10/26現在)

共産党議席を減らすも、共闘の前進に貢献
さらに共闘前進のため、これまで以上に共産党に大きなお力添えを
今回の総選挙では、後援会のみなさんの懸命のご支持、ご支援をいただき、深く感謝いたします。ありがとうございました。

共産、立憲、社民3党の全体は大きく前進
 今回の総選挙の結果、日本共産党は改選時21議席から12議席に後退しました。しかし、日本共産党は3野党及び市民連合との7項目の政策合意を尊重し、67の小選挙区で候補者を降ろし、安保法制反対・立憲主義の立場で自民党と対決する候補者を公式・非公式に支援し、立憲民主党候補18名、社民党候補1名、野党系無所属候補13名、計32名の当選に貢献しました(別表参照)。即ち、日本共産党は計44名の当選に貢献したのです。衆院選における本格的な野党共闘では初めてのことです。保守反動側からの野党共闘の分断、切り崩しにもかかわらず、市民と野党の共闘勢力が全体として大きく議席を増やしたこと(38議席から69議席へ)は大きな成果です。

市民と野党の共同の本格的発展を
 朝日新聞デジタルは23日付けの記事で、もし昨年の参議院選挙のように4野党が候補を一本化しておれば、上記の他に63選挙区で自民は敗北、つまり約100の小選挙区で自民は敗北していた、と報道しました。これらのことは、安倍政権の暴走を食い止め、日本の政治に民主主義を取り戻すためには、市民と野党の共闘の本格的発展こそが、今後ともその唯一の道であることを明確に示しました。
 今回の事態を見て、野党共闘に未来はあるか、と不安に思われた方もあるでしょう。今回の民進党の分裂劇は、もともと本籍自民党小池都知事の策略劇場で前原氏が踊った結果ですが、結成当時から政治的思想的に雑多な寄せ集め集団である民進党が、いずれどこかで迎えるべき結末でした。こういう経過をへて、新たな段階のより高い野党共闘の構築へと進んでいく1つの過程です。

「巨大」与党の国民的基盤は脆弱(ぜいじゃく)
 総選挙の結果、自民・公明はあわせて改選時より議席を減らしているものの、全議席の3分の2を占め、また自民・公明・希望・維新をあわせると4分の3を超えますから、改憲勢力憲法改悪の策動はいっそう強まることが予想されます。しかし、その国民的基盤は脆弱です。自民党はわずか33%の得票率(比例区)で全議席の61%を占めるという、第1党のみ有利で民意を反映しない、あの悪名高き小選挙区制によって「虚構の多数」をもたらしたにすぎません。メデイアの多くは、自民党は敵失(野党の分断)によって多数を得たにすぎない、と評価しています。
今後、予想される憲法改悪や消費税増税の策動に対しては、市民と野党の協力を中心に、幅広い国民的な運動を前進させましょう。

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ありがとうございました
井上良子


昼夜をわかたぬみなさんのご支援、本当にありがとうございました。
選挙結果は比例の得票減、特に近畿ブロックで清水ただしさんと
堀内照文さんの議席を失ったことは大変残念です。
希望の党の惨敗、立憲民主の健闘、野党統一候補の勝利という
選挙結果を見れば、市民と野党の共闘こそ、安倍政権を倒し、
新しい政治を作るたしかな道です。
 ジグザグに見えても、歴史はらせん状に確かに発展しています。
投票に行かなかった人たちが投票に行こうと思えるような取り組みを、
9条改憲許さない3千万署名をはじめ、市民の中にさらに入る取り組みを
大きく進めてがんばる決意です。


選挙あれこれ 
みなさんのいろいろな声
(投票日以前) 

   
◎ 市民と野党の共闘を進めてきた共産党が減ると、共闘は失敗だったとメデイアは報じるのではないか? それはイヤだ。
◎ 立憲民主か共産か迷ったが、今回は立候補取り下げて野党共闘を推し進めた共産党の痩せ我慢に1票を投じた。
◎ 今度の選挙はどうなっているのか、よくわからない。コウモリみたいな人もいるし。
◎ 「北朝鮮問題」は与党に有利に、共産党に不利に働いた。共産党反日だ、とネットで煽られている。共産党が権力とるときは、人を殺してでも取る、などとも。
◎ 共産党は党名を変えたらどうか? どうしても共産党を使いたいなら、「みんなの共産党」とか「国民の共産党」とか?
◎ みなさん、もっとツイッターとか、SNSを活用しよう。選挙では自由に使える。
◎ ある後援会員のご夫妻は、「戦争はあかん! 消費税10%は許さん!」の熱い思いで、ご近所や親類に呼びかけ、また雨の中を奈良まで出かけて仕事仲間に支持を広げられました。投票日当日は、降り続く雨の中、ご近所の方を車で投票所にお連れするなど、奮闘されました。


(開票結果を見て)
◎ 民進に踏み絵ふませて、コトがはっきりした。共産党が候補を降ろしたことで、立憲に票が行き、共産党の票が減った。これは大きなことだと思う。ある読者の方は10人以上に声かけてくれた。
◎ なんで共産党は負けたんや? なんで国民は安倍に票を入れるのか? 自民党がなんであんなに議席を取るんや?
◎ 18歳、19歳の投票率悪い。学校の授業で選挙や投票のシミュレーションあったらしいが、用紙に「安倍」と書かされたとか聞いた。

◎ メデイアは自公与党圧勝というが、そう思えない。比例では自民66、公明21、野党3党で89、互角以上だ。
◎ 共産党は惨敗したのに誰も責任とらない、幹部批判が起きないのはおかしい。国民からはヘンに見える。
◎。議席自民党が大勝したに見えるが、自民党の絶対得票率(有権者全体のうち、何%が支持したか)は17%にすぎない、ということに注目すべきだ。(つまり有権者6人にわずか1人の支持 = 編集部注)
◎ 小選挙区制と政党助成金制度、この2つの導入が日本をおかしくした。安倍1強というが実は砂上の楼閣で、この2つを廃止すれば、直ちに崩れる。
◎ 残念。腹立つ。安倍の作戦に負けた。急な解散で野党の闘いが出来なかった。参議院選挙の時は、共闘ということを聞いても、実現するのかと思ったが、今回の衆議院選挙では、その通りだと思うようになった。共産党の人で候補を降りた人が、「政策が一緒なので、降りた。
必死で応援している」と演説をしているのを聞いてすごいと思った。
◎ 政治の通過点かなあ。共産党議席を減らしたのは残念だけど、「しんぶん赤旗」に色々な方の声が載り、元気が出た。6チャンネルの羽鳥の番組で、長島一茂が「希望の党は何を目指しているのか分からない。共産党ははっきりしている」と発言していた。
◎ 綾小路きみまろ共産党のことを「アンパンマン」と言っていたが、そうだと思った。(「アンパンマン」は自分の顔を食べさせて他人を救う=編集部注)
◎ 支持者が高齢化している。期日前投票さそっても、80代・90代の方、もうよろしいわ、と言われた。
◎ 選挙後、話をしたら「今回は立憲民主党に入れたの。ごめんなさい」と言われ、そういう流れを感じた。
◎ 戦前の治安維持法下で数少ない活動家が、命をかけて闘っておられた時代のことに頭が下がるし、もっと歴史を学習する必要があると思う。
◎ 共産党が67候補者を下ろして、立憲主義の野党を伸ばしたことは本当にすごいことだ。身をていして民主主義を守る方針の結果だと思う。
◎ 選挙をお願いする中で、いつも「死ぬまで共産党を応援するよ」と励ましてくれた方が春に亡くなられ、奥さんが「私も主人の遺志を継いで応援します」と答えて頂き、涙が出るほど嬉しかった。
◎ いつも行く喫茶店で知り合った人に「共産党に入れる票は本当の清き一票や。堂々と共産党に入れた!と周りにも言って欲しい」と、他の友人にも言っている。
◎ 期日前投票に半身障害の人とタクシーで行ったが、生駒の北部から市役所まで片道30分もかかり、費用も大変だった。奈良市では公民館で期日前投票が出来るので、生駒市も市役所以外で少しでも近くで出来るようにして欲しい。

♪♪当世はやり歌   T・N 作
(動揺唱歌)「どんぐりころころ」の替え歌
1.前原 ころころ どっぷりこ
小池に はまって さあたいへん
安倍さん 出てきて こんにちは
改憲 いっしょに やりましょう

2.希望が ころころ 落ち込んで
与党に のまれて さあたいへん
安倍さん 手を組む?距離をおく?
民意を 忘れちゃ つづかない


山添村ツアー、26名参加

 10月28日は小雨だったが、後援会のバスツアーを
楽しく終えました。7選果たした奥谷村議の山添ガイド
が実にすばらしい。山添の歴史・地理・観光・政治、
すべての解説が深くて、語り口が柔かく、分かり易く楽しい。
豊富な知識と経験を感じさせた。
食事も美味しかった。みなさん満足でした。

共産党生駒市後援会への募金をどうかよろしくお願いします。
郵便振替で 00900−5−275274 
(加入者名)日本共産党生駒市後援会