2015/10・11月号
≪季節の一枚≫
安保法制(戦争法)を廃止するために
QアンドA なぜ「国民連合政府」か?
外国特派員協会での志位委員長講演に対する一問一答より
Q この日本共産党の呼びかけに対し、本当に他党と合意できますか?
A 社民党吉田党首、生活の党小沢代表は「前向きに受け止めて、積極的な選挙協力をしたい。連立政権の方向性にも賛同する」との積極的な回答。いっぽう民主党岡田代表は「思い切った提案に敬意を表する。政権協力はハードルが高いが、候補者調整は重要だ。引き続き話しあっていく」という点で一致しました。維新の党の松野代表とも、これから会談する予定。話しあいはスタートしたばかりなので、あくまで「戦争法廃止・立憲主義の回復」をメインテーマに話し合えば、合意の可能性は大いにあります。
Q 日米安保条約については見解の違いは大きい。これをどう説得しますか? 説得できますか?
A 確かに安保条約について、共産党と他の党の立場は一致していない。しかし、今は政党の立場の違いは横に置いて、「戦争法廃止・立憲主義の回復」で一致して連合政権を作ろうとの提案です。そして国民連合政権が実際に出来た場合、具体的に安保条約についてどうするかが現実の問題となります。安保に対する連合政権の対応としては、互いに相手を説得しようとするのではなく、お互いに一致できるところ、即ち?これまでの法律と条約は尊重する。?現状からの改悪はしない。?政権として安保条約廃棄の措置はとらない。・・・・一口に言えば「現状のまま凍結」ということ、これなら一致して対応できるでしょう。
Q 自衛隊や在日米軍について、連合政権はどうしますか?A 連合政権が戦争法を廃止したとしても、今回の改悪前の自衛隊法は残ります。日本に対する急迫・不正の主権侵害など、必要に迫られた場合は、この法律に基づいて自衛権を活用することは当然です。万が一、日本有事の際は自衛隊法に基づいて自衛隊を出動させます。また在日米軍について、日米安保条約は第5条で、日本に対する武力攻撃が発生した場合には、日米が共同対処するとなっており、これに基づいて対応します。
Q 来年7月の参院選の見通しは?
A 共産党はこの提案に基づいて、野党間で政治的合意、政権合意、選挙協力の合意、この3つの合意に向けて取り組みます。32ある1人区のすべてで野党が選挙協力して自民党に勝つ、そして自公が参院で過半数を割れば、次のステップとして衆院の解散・総選挙へ追い込むことになるでしょう。衆院でも1人区で野党候補が勝ち、自公を過半数割れに追い込めば、戦争法の廃止を提案することになります。また、昨年7月の集団的自衛権行使を容認した閣議決定を取り消すことができます。
後援会バスツアー、天川村へにぎやかに34名参加
恒例の後援会バスツアーは、10月26日行われ、快晴の下、天川村へ34名が参加しました。遊歩道は登り降りはありましたが、なんとか「みたらいの滝」に到着、豪快な大小さまざまな滝の連続、エメラルドグリーンなのに底まで透き通っている清流、つり橋から見る絶景など、美しい景色を堪能しました。料理旅館まえひらで昼食をいただきながら、自己紹介をかねて全員スピーチ、楽しい時間を過ごしました。
午後は、天河大弁財天社を見学、歴史や能舞台などの説明を聞きました。また、有志で栃尾の円空仏を見学したり、天の川温泉センターで入浴しました。帰りのバスではビンゴゲームを楽しみ、新米やレインボーラムネなど豪華景品が当たりました。
(参加者の感想より)今回、行き先が希望に叶った所だったので、秋を満喫できて大変良かった。特にハイキング的要素が入ってよかった。円空仏も見れてよかった。昼食は、値段より上ランクの料理かと思えるほど美味しかった。今年みたいな企画なら、また参加したいと思います。
(投句)
秋高し 同好の士の バスツアー
水澄むや みたらいの渓谷 歩み行く
天川の 天魚食む幸 秋の膳
菊月に 天の川湯に 浸る人
(弘女)
【議会だより】 9月定例市議会は10月8日、教育委員会委員の定数を8に倍増する条例案や、学研高山第2工区(約288?)内のUR所有地の鑑定料2635万円などを可決して閉会しました。ただし、後者はURの土地の購入料ではありません。この土地は全体の約6割(約160?)を占め、2620筆もあって500箇所以上にわたるというバラバラに点在する土地です。昨年3月URから買ってくれと持ちかけられ、今年度中に結論を出すという生駒市は、購入の是非の判断に鑑定が必要としています。しかし、初めから購入する気がなければ、鑑定の必要もないのですが、税金の無駄遣いにならないか、市民の監視が必要です。
なお、一般質問で3人の日本共産党議員が取り上げた内容の詳細は、近く発行される「日本共産党市議団ニュース・こんにちは生駒」をご覧ください。
こんにちは いずみ信丈です (その4) 安倍政権は今までどの政権も犯すことのな かった禁忌を犯し、戦争への道を歩み始めま したが、憲法違反の法律が存在するというこ の異常事態は一刻たりとも許せません。 私たち日本共産党は、この戦争法を廃止す るため国民連合政府を立ち上げることを、志 を同じとする全ての政党や団体、国民の方々 に呼びかけます。戦争をしない国を取り戻す ためには、戦争法はもちろん、集団的自衛権 行使容認の閣議決定をも撤回させなければな りません。 この歴史的な挑戦には、様々な課題や葛藤 にぶつかることもあるでしょう。しかし、脱 原発やTPP反対、沖縄新基地建設反対、大阪 都構想阻止などの様々な分野で繰り広げられ てきた共同の闘いの経験を確信へと変え、開 会中の国会と全国の空に響き渡っていた『野 党がんばれ!野党がんばれ!!』の声に、全 力で応えていこうではありませんか。 2015年10月24日 |
参院選勝利、国民連合政権樹立へ |
戦争法今すぐ廃止!安倍政権今すぐ退陣! |
日本共産党生駒市後援会が財政ピンチ!! 慢性的赤字が続いています。 ゆうちょ銀行に生駒市後援会の口座を開設しました。 |