市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

ひろみだより 2013/11月号 No. 14


9月議会・・・わたしの一般質問より・・・  
コミュニティバス・・実証運行の結果は?  
    
市は、公共交通連携計画に従って、コミュニティバスなどの公共交通サービスの拡充を進めています。
コミュニティバスは、すでに運行されている光陽台線に加えて、本町周辺と南地域の2地区で実証運行がされていました。実証運行は2年間行われ、その結果をみて本格運行するかどうかが決定されます。2地区の実証運行が本年9月で終わるため、その結果について、また、今後の計画について質問しました。


実証運行の結果(2011年10月−2013年8月)
.          (単位:千円)  
     運行経常経費 運賃等収入 市負担額 市負担額/経常経費
門前線    12,251   8,119    4,132    33.7%
西畑・有里線 12,093   6,671*   5,422    44.8%
  
(2013. 1 まで西畑・萩原線) (*うち国庫補助金4,580)



−本格運行できる?

本格運行に移行できるための要件は、運行経常経費に占める市負担額の割合が50%を下まわることですが、両路線とも50%を下まわっており、本格運行への要件を満たしています。そこで、2路線は本格運行に移ることになる見込みです。


−本格運行の基準は高すぎない?
本格運行に移行する条件として、市の負担が各路線ごとに運行経費の50%以下とするのは路線によっては厳し過ぎるのではないか? 西畑線は国の補助があるからなんとかクリアしているが、これがない所では難しい。基準を見直すとか、市全体で採算を見る必要があると思うがどうか?
・・・市は、今後、市の負担比率も含め、見直しを検討すると答えました。


−つぎはどこに?
今後、次のコミュニティバス導入地域について、「生駒市地域公共交通活性化協議会」で検討されます。どの地域にするかは、「公共交通サービスが利用できなくて困っている人が多い地区」を優先するという考え方に基づいて選定されます。
地域公共交通連携計画で、すでに奈良交通バスの延長がされた地区もあり、それらを除くと、次に導入される可能性の高い地域としては、桜ヶ丘、萩の台地区などがあります。

南生駒駅バス停でバスを待っておられた女性、「暗がり峠から整形と歯医者に週一回利用してます。本当に助かります。」といわれていました。
神田橋西バス停より生駒山頂を望む



−デマンド型(予約制)乗り合いタクシーについて
市の「地域公共交通総合連携計画」では、コミュニティバス以外にデマンド型(予約制)乗り合いタクシーも選択肢の一つになっています。
道路が狭く急勾配で小型のコミュニティバスも通れない地域や、市中の平地でも、道路が狭くコミュニティバスの導入が困難な地域に、デマンド型乗り合いタクシーが有効です。
市は、このようなサービスを提供する計画はないかをききました。

・・・市は、選定された地区に見合った手段として該当するならば、導入を検討すると回答しました。




地域の要求大切に

浄化センターテニスコート 念願のオム二(砂入り人口芝)に



竜田川浄化センターテニスコートは5面あり、市の大会にも使用されていますが、ハードコートで膝などに負担が大きいため、オムニコート砂入り人工芝)にしてほしいという要望があり、私もテニス愛好者として願っていました。
今年の予算で、3面がオムニコートに、2面はハードコートのまま整備されて、テニス愛好者に喜ばれています。早速現地に行き、テニス協会の方にもお会いして、さらに次のような要望をおききしました。

・駐車場スペースは砂利敷きのため、車の出入りの際に埃がひどく、また、石が飛んだりするのでアスファルトにしてほしい。

・フェンスの外側の樹木、雑草がコート側にまで伸びて危険なこともあるので、手入れをしてほしい。

オムニコートの砂入れなどの管理をきっちりとしてほしい。
これらの要望は市の方に届け、テニス愛好者の方達と一緒に実現をめざしたいと思います。 




竜田川が増水!水が30cmのところまで!

10月中旬の台風に伴う大雨で竜田川が増水し、南生駒駅西側の商店裏は、水があと30cmで路面に届くかと思われ、住民の方は危機感を覚えておられました。


ここは、ずっと以前に護岸壁が崩れた後に土のうが積まれていました。今回の大雨で消防や行政も警戒に当たっているとのことでしたが、次の台風も近づいており想定外のゲリラ豪雨もあることから、私は市の担当課の方へしっかりと対応するように要望しました。市の担当者は早速現地を見に行き、土のうが非常に古くなっていることを認め、応急対策として翌日新しい土のうに取り替えました。
竜田川は県の管轄で、堤防などの本格的な改修は県の方に要望していますが、取りあえず、応急処置がされたことで、住民の方も安堵されていました。