市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

ひろみだより 2013/8月号 No. 13


参議院選挙 日本共産党 躍進!!
7月21日投開票の参院選で、日本共産党は全国比例区で5議席、選挙区で3議席を得ることができました。その結果、参議院では非改選議席と合わせて11議席となり、議案提案権を得て、国民の要求実現のために一層力を発揮できるようになりました。

今回の選挙で、日本共産党は、「国民の所得を増やして景気回復」、「原発ゼロの日本を」、「憲法を守り生かした平和日本」、「アメリカいいなり政治をただそう」という4つの転換を訴えてたたかいました。これが、憲法9条改定、消費税増税原発再稼働、TPP推進へと突き進む安倍内閣に危機感をもつ多くの国民の心をとらえ、この内閣の暴走にストップをかける日本共産党に大きな期待が寄せられたといえるでしょう。

 地方の政治とも大きく関わってくる国政を転換するために、これからも国会の内外で連携して、がんばって参ります。

生駒市での各党、各候補の得票は次の通りです。

比例区)        前回参院選    
自由民主党  18414(12183)  
日本維新の会 12373   −      
日本共産党   5552( 3699)   
民主党     5271(19963)   
公明党     5266( 4925)  
みんなの党   4337( 9613)
社会民主党    871( 1709)
生活の党     643   −
緑の党      506   −
みどりの風    327   −
幸福実現党    250(  237)
新党大地     226   −                     
(奈良選挙区)
堀井いわお(自民) 31244
大西たかのり(民主)10253
谷川かずひろ(共産) 9103
田中たかこ(幸福)  1585



地域の要求大切に

手塩にかけた作物をイノシシやアライグマにやられた!!
土を耕し苗を植えて、雨が降らなければ水やりに汗をかき、一生懸命に世話をして収穫を楽しみにしてきたのに・・・収穫直前にイノシシやアライグマにやられて全滅!といった被害が年々増えています。

全国的にも鳥獣被害は深刻で、原因はいろいろいわれていますが、耕作放棄地の増加、山間地の荒廃、外来種のペットの放棄などによって生態系が大きく変わってきているようで、生駒市も例外ではありません。


昨年、近所の貸し農園で野菜作りをしておられる方から切実な声をおききし、早速、市の経済振興課に捕獲を要請しました。イノシシ3頭がワナにかかったということです。


最近も、貸し農園のウリがアライグマによって全滅、被害を受けた方とともに、市からワナを借りて仕掛けました。(写真)

今後も市民のみなさんのお力になれるようがんばりますので、ご遠慮なく要望をおよせ下さい。



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近頃 若者はみなスマホですネ
ケイタイなんて 遅れてる〜
昼間 電車で向かいの座席を見るとね
めずらしく 若者ばかり6人がずらり
学生? それとも遅番か夜勤の勤め?
4人は 一様にスマホとにらめっこ
メール? 情報収集? ゲーム?
1人は 珍しく本を読んでいる 
オーッと感心した けど・・・
ちらりと見えたのは漫画でした・・
もう1人の女性は 
缶コーヒーをグッとあおってボーッ
お疲れのようですね
この若者たちは選挙に行ったのかな?  
                   
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6月議会より
6月定例議会は、11日から24日まで開催され、病院事業会計補正予算、職員定数条例改定などが審議されました。


病院事業会計補正予算ー可決

6月議会に先立ち、6月5日、市立病院の建設工事の入札が行われましたが、入札参加者がなく不調に終わりました。

 入札不調の原因は、震災復興と「国土強靭化」関連の建設工事が増えたため労務費が上がっており、また、円安による資材の高騰で、当初予算の額では採算が合わなくなったためです。市は、改めて建設工事費を積算し、約8億円増額するための補正予算を6月議会に提案しました。補正予算は賛成多数で可決されました。
建設費は最終的に徳洲会の指定管理者負担金と国からの地方交付税が充てられるため、市の負担は変わりません。
 建設費を下げるために設計変更をするべきとの意見も出されましたが、病院開設のスケジュールが大幅に遅れることから、妥当ではないと考えます。
以上のことから日本共産党補正予算に賛成しました。


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7月26日、再度入札が行われた結果、
85億8900万円(税込み)で落札
しました。建設工事は9月から始まり、
平成27年6月開院の予定です。
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職員定数条例改定ー可決
市は、行財政改革を最重視し、中でも職員の削減に努め、”7年間で148人を削減、削減率は県内一”と「広報いこま」で誇っています。これは、主に臨時職員への切り替えによるもので、現在総職員数の約3分の1が臨時職員になっています。
このような職員削減の結果、福祉などの現場では様々な問題が生じています。正規職員の削減と残業規制のために、市民への対応時間を減らさざるを得ず、市民サービスの低下が起こっています。また、保健師不足は深刻で健康指導など必要な施策も十分行えないままです。

一方、今回改定された条例の定数では、消防士の数が不足する恐れも否めません。
今後、老齢化の進行に伴い福祉の業務は増えること、また、国から地方への権限の委譲により市の仕事が増えることは明らかであり、市長も認めているところです。
日本共産党は、「福祉も防災も支えるのは人の力、マンパワーである、職員定数は削減すべきではない」と、本条例改定案には反対しました。






「南こども園  

〜地域保護者説明会が開かれました〜

「南こども園」の計画について、保護者などの関心が高まる中、私は一般質問などで、保護者や地域住民への説明や懇談会を開くように要望してきましたが、市は、ようやく、7月2日南幼稚園で、7月4日みなみ保育園で保護者説明会を開きました。これらは、両園の保護者だけでなく、一般市民も自由に参加できるもので、自治会を通じて呼びかけられ、地域の方も何人か参加されていました。両説明会とも、会場いっぱいの参加者で、多くの保護者から率直な意見が出されました。


南幼稚園の保護者から
・計画について保護者への説明が遅く、幼稚園入園の申し込み後であったことは納得できない。計画を1年延期できないか。
・南幼稚園が大好き。幼稚園のままでいいのではないか。
・保護者会の活動で、幼稚園の保護者の負担が増えるのではないか。
・幼稚園の前の狭い道路に多くの車が出入りすることになり危険
だが、解決策はあるのか。

みなみ保育園の保護者から 
・短時間児が早く帰宅し長時間児が遅くまで残るとか、弁当の子と給食の子が一緒に食事するといった状況での、子どもの気持ちが心配。
・駐車場が遠くなることで、小さい子を連れて、布団など大きな荷物を持って移動するのは大きな負担になる。(布団はリースもできるようにするとの市の説明には、費用がかかるとの反論も。)


他にも様々な不安や疑問、意見が出され、市側から説明がありましたが、納得が得られたとはいえず、今後さらに検討が必要とされる課題も残っています。
市は当初、地域での説明会は必要ないという姿勢でしたが、私は、子どもの
教育は地域にとって重要問題であり、地域住民の理解や協力なしにはよい教育はできないことから、地域で懇談会を持つように要望していました。これが、今回実現したわけですが、保護者も地域住民も問題について認識し始めたところであり、今後もこのような地域懇談会を重ねていくことが必要と考えます。