市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

2017/6月号

【京極浩子さんの写真アルバム】海外編5

ヴィクトリアの滝ゴウゴウと流れ落ちる滝のしぶきと音に、会話はできない、南アフリカの滝。太陽の光に、あちらこちらに虹が出る。もう別世界の歓喜に酔いしれる。しかし、あまりの水量でカメラは修理不可能となり、みじめな思いを忘れないでいる。


保有国や日本政府の反対にもかかわらず
核兵器禁止条約採択へ向う巨大な力!
ヒバクシャ国際署名を思い切って拡げよう!
 3月末に、核兵器禁止についての国連会議(第1会期3/27〜31)が開かれ、参加した115カ国は今こそ核兵器禁止条約の実現を、と訴えました。

ヒロシマナガサキ・ビキニと、3度にわたって原水爆の被害を被った日本国民は、すでに半世紀以上も原水爆禁止運動や母親大会を重ね、毎年毎年粘り強く、集会・署名・パレード・首長のアピール・議会の決議などで、国際社会に繰り返し核兵器の廃絶を訴えてきました。奈良県議会も、この3月議会で核廃絶決議を全会一致で採択しました。

ここへきて、国連の核兵器禁止条約が現実のものとなりつつあります。すでに具体的な条約草案が発表されています。その実現の力はどこから来たか?

 第1に、核兵器の非人道性に関する理解が、国際社会の共通認識になってきたことです。過去の国際会議でヒバクシャが繰り返し訴えてきた被爆の実相、悲惨な体験を知り、「いったん核戦争が起これば、被害は地球的規模に広がり、どの国もどの国際機関も、救援の術(すべ)を持たない」という全人類的災厄となることが共通認識となりました。
 今回も、広島で1歳4カ月で被爆し、目と口と鼻以外は包帯でぐるぐる巻きにされた藤森被団協事務局次長は、第1会期の初日に壇上から訴えました。「私が奇跡的に生き延びて、国連で核兵器廃絶を訴えています。同じ地獄を、どの国の誰にも絶対再現してはならない」会場からは割れんばかりの拍手です。

 第2に、核軍縮議論のこう着状態への不満の高まりです。国際社会は2000年のNPT(核不拡散条約)再検討会議で「自国核兵器の完全廃絶を達成するという、すべての核保有国の明確な約束」を確認しています。2010年のNPT再検討会議でも「核兵器のない世界を達成するための行動計画」で合意しています。ところがその後、核保有国はこれらの誓約に背いて、自国の核を近代化・強化する態度をとっています。
 第3に、核兵器の全面禁止・廃絶を求める国際署名に、この十年余で世界から5千万人以上が賛同して国連に集中した、この草の根の世論と運動が国連を動かしています。日本の首長570人も署名しています。
 まもなく始まる第2会期(6/15〜7/7)では、条約草案が具体的に審議され、核保有国の反対を押し切って、史上初めて核兵器禁止条約が国連で採決されます。
 みなさん、更にたくさんの署名を集め、国連に届けましょう。



安倍政権、教育の軍国主義化へまっしぐら
 国全体を軍国主義化する上で、教育の果たす役割は誠に大きい。
「道徳」が「正式の教科」とされ、文科省検定教科書が作られ、小学校は来年度から、中学校は再来年度から実施です。中学校「武道」選択科目に「銃剣道」が入った。
何が問題か、話し合おう。 6月10日(土)10〜12時;たけまる研修室6      
(道徳教科書懇談会 主催;子どもと教科書生駒ネット21準備会)

生活と健康を守る新聞より5/21号





君が代不起立で再任用不合格の
岩谷智志さんが訴える中地域のつどいで
3/31付赤旗で紹介された元府立かわち野高校教諭岩谷智志さん(生駒市在住)が、5月6日の中地域後援会のつどいに出席、大阪府の不当処分について、怒りをもって報告されました。
2011年度卒業式で「国歌斉唱時の起立斉唱」に従わなかったと戒告処分を受け、その後も「上司の命令に従う」との確認文書の提出を拒否、今年2月、定年退職後の17年度の再任用で不合格とされました。
3月30日、府高教と共に府教委に抗議し、撤回を求める要請書を提出しました。内容は1)再任用不合格の撤回・再雇用 2)不合格の理由明示 3)入学式・卒業式等の国歌斉唱の強制をやめ、憲法19条の思想・良心の自由を保障すること。参加者は「重大な問題だ」と共感の声多数。
 このほか、つどい(14名参加)では教育勅語共謀罪憲法、都議選、奈良市議選などで活発な意見が出され、浜田市議も報告、訴えました。



クローバーの会(北地域後援会)
5月26日久保ひでのり議員含む16名が参加しました。まず、長年北後援会にも参加され、「たこ作り教室」にも力を入れてくださったMさんが亡くなられ、黙祷をささげました。3月議会の一般質問は「就学援助制度の拡充」でした。入学時に要る費用はランドセルだけでも5万円近くかかる昨今、支援の拡充と9月支給でなく入学前の支給が是非必要だと、久保議員の報告を受けて意見が出されました。
 「いきいきカード」についても支給年齢の段階的引き上げ、またおむつなど他用途流用など、「いきいき活動できる交通助成」という本来の目的からそれている。
カードの郵送は業者委託など、市職員が年々減らされていることも問題だ。その他共謀罪法案の衆院強行採決への怒りなど、時間いっぱい意見がでました。


わたしとピアノ 市会議員竹内ひろみ

中学校で少しだけ習ったピアノをこの歳でまた弾くことになろうとは! 
2年前、シニアサークルの方から頼まれてピアノ教室に参加、
1年目の発表会で「エリーゼのために」を全曲演奏でき、
すっかりいい気分に。
今、7月の発表会めざして、映画「戦場のピアニスト」で感動を
呼んだショパンノクターンに挑戦、毎日少しづつ練習しています。
先生の吉田はるみさんは、奈良蟻の会合唱団の伴奏もされている
素晴らしい方ですが、私はいつも「力を抜いて」と注意されます。
人生を力一杯生きてきたためか、何事にもつい力が入ってしまう
ようです。
5月21日付赤旗日曜版16面、ピアニスト小山実稚恵さんの
「脱力はスイートスポット探し」「脱力がよい仕事につながる」
「自分に合った脱力の仕方を見つける」などのことばは、
今の私にぴったり。ピアノだけでなく、人生の送り方も。

「シルバー川柳」
孫が聞く 膝が笑うと どんな声?
まえうしろ 笑うおまえは 裏がえし
とも白髪 誓った主人は 禿げ頭
メモをして 出かけたはずの 買い忘れ