市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

2016年3月ひろみだより NO.24


高齢者交通費助成・生きいきカード  
来年度も交付継続に

市民懇談会(2月13日〜14日)

 1月17日、「超高齢化社会に対応可能な交通費助成制度及び高齢者福祉施策のあり方について」をテーマにタウンミーティングが開催され、市長は「生きいきカード」の一律交付を見直す方針を示しました。参加された市民(約60人)の多くから「廃止しないでほしい」との意見が出されました。1月21日付け毎日新聞で、「一律交付は事実上廃止する意向」と報道され、これを見た多くの市民から驚きの声が寄せられました。
 その後、2月13日と14日に市議会主催の市民懇談会が開かれ、この問題についても話し合われ、多くの方から廃止反対の意見が出されました。
 このような、市民にとって重要な問題について、たった一回のタウンミーティングでの説明で「見直し(廃止)」に踏みきろうとする市の姿勢に対して各方面から強い批判が寄せられました。
 これらの批判を受けて、市は、3月議会での廃止提案は見送り、来年度は現行のまま「生きいきカード」を交付することになりました。 
 しかし、市は今後「見直し」を検討していくと言っており、市民のみなさんのお声を一層高めていくことが必要です。


市議会主催「市民懇談会」開催 
活発に意見交換
 

2月13日と14日の2日間にわたり、市議会主催の市民懇談会が開催されました。13日は南コミセンと北コミセンで、14日は市役所で行われ、両日とも午前は防災について自治会の方と、午後はごみ問題その他について市民の方との懇談が行われました。

 午前は、小学校区ごとのグループに分かれ、防災の取組の現状や課題が話し合われました。自主防災会は大体どの地域でも設立され防災訓練も行われていますが、生駒市は災害が少なく危機意識が低いので、防災意識をどう高めるかが共通した課題でした。

 午後は、家庭ごみ問題その他について、10人ぐらいのグループに分かれて、意見交換。「家庭ごみは有料化後どうなったか」が担当の市議から報告された後、話し合いが行われました。後半はその他の問題について自由討議となり、「生きいきカード」見直しの問題について、多くの方から「廃止しないでほしい」という意見が出されました。

 午前の部は122名、午後の部は100名、合計222名の市民の方が参加されました。



地域の要求大切に
先に地域の皆さんから要望のありました、押しボタン式信号の文字が見えにくくなっている問題について、生駒警察に要望していましたところ、新しい物に交換され、はっきり見えるようになりました。場所は、萩の台3丁目特養老人ホーム「萩の台ちどり」南西です。地域の安全に一歩前進です。
これからも、どんなご要望でも結構ですので、ご遠慮なくお寄せください。

特養老人ホーム「萩の台ちどり」南西


2月臨時議会 
学研高山第二工区のUR所有地取得予算3億4千万円可決  

反対(7)


 浜田、竹内、久保(日本共産党
 山田(維新の党)、吉波(市民ネット)
 塩見、伊木(無会派)


賛成(16)


 下村、成田、恵比須(公明党
 桑原、白本、福中、吉村(凜翔 絆)
 樋口、井上、中浦、改正、松本(大樹)
 沢田(市民ネット)
 西山、神山、片山(無会派)

なお、中谷議長は採決に加わりません。

第2工区の航空写真 赤い線の枠内が第2工区

 臨時議会は、19日から24日まで開催され、最終本会議で採決されました。
日本共産党議員団は、土地取得後の計画も雑で、取得後にかかる費用も効果も不明であり、市民の皆さんに十分意見を聞くことが必要であるとして、継続審査の動議を出しましたが、賛成6(浜田、竹内、久保、伊木、塩見、吉波)で否決されました。

 このUR所有地は、高山第二工区の約6割を占め、500箇所以上にバラバラに点在しています。(画像参照)

市のホームページより

 予算の可決を受けて、市は2月24日仮契約を結び、3月議会に契約案件を上程しています。今後、どのような計画で進められるのか、厳しくチェックする必要があります。


誤りの訂正とお詫び
配布用の「ひろみだよりNO.23」の1面、「浜矩子さん大いに語る」の記事中、
安倍内閣」が「阿部内閣」となっている箇所がありました。お詫びして訂正いたします。