市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

2015/12月号


こんな無茶が まかり通るか?
安倍政権の無法な「沖縄いじめ」極まれり      
地方自治体の権限を取り上げる代執行提訴
Q 政府が沖縄県を提訴、とは何事ですか?
A 仲井真前知事が米軍新基地のために辺野古の海の埋め立てを承認していましたが、翁長知事はこれには法的な瑕疵(誤り)があるとして、前知事の承認を取り消しました。これによって、埋め立て工事の法的根拠はなくなりました。
 ところが安倍政権は、行政不服審査制度(これはもともと、権力から不当な処分を受けた国民が、行政に救済を求めるための制度)なるものを持ちだし、翁長知事の承認取り消しの執行停止を国土交通相に請求し、国土交通相はこれを認めるという茶番劇を演じ、取り消しの効力を停止させました。
 さらに今回、安倍政権は知事の権限を奪って、翁長知事の取り消し処分そのものを撤回させるために訴訟を起こしたのです。代執行訴訟です。12月2日に福岡高裁那覇支部で第1回口頭弁論が開かれます。原告は石井啓一国土交通相です。

Q 沖縄側はどういう態度ですか?
A 翁長知事は11月17日の会見で「この代執行訴訟は県民にとって、かつての米軍の『銃剣とブルドーザー』で土地を強制接収されたことを思い起こさせるものだ」と強く批判し、自ら法廷に立って徹底抗戦する考えを表明しました。知事はさらに「自然豊かな辺野古の海を埋め立て、耐用年数200年といわれる新基地を建設することは、何があっても容認できない。埋め立て承認・取り消しの権限は知事にあり、政府から違法と決めつけられるいわれはない」と反論しました。昨年来、沖縄県内の多くの選挙で繰り返し示されてきた圧倒的な新基地反対の世論を踏みにじる強行手段に踏み切ったことで、沖縄の闘いは新たな段階に入りました。

Q 戦争法成立も、権力の無法な乱用では?A 沖縄での政府のやり方は、国家権力による地方自治の蹂躙そのものです。同時に安倍政権は、国民多数の反対を押し切って戦争法を強行し、民主主義・立憲主義の破壊者、即ち独裁者の姿を露わにしました。

★しかし、国民の闘い・沖縄の闘いは、ひるむどころかますます強くなります。米紙ニューヨークタイムスも「日米両政府の民主主義が試されている」との社説を掲げました。
★戦争法の強行採決から2カ月目の11月19日、日本列島各地で戦争法廃止の全国統一行動が行われ、国会前には9千人が集まり、「戦争法廃止」「安倍政権退陣」「野党は共闘」の大合唱が響き渡り、繰り返しコールされました。夏の闘いで大きな役割を果たした「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は「戦争法廃止を求める統一署名」を提起し、2千万人を目標に全国民に達成を呼びかけました。
★19日は生駒駅でも署名活動が行われ、19名が参加し、70筆の署名が集まりました。
★米軍キャンプ・シュワブゲート前で続けられている抗議の座り込みは18日、開始から500日を迎えました。早朝の抗議行動に1200人が結集し、「新基地はいらない」と訴えました。

11/19生駒駅、赤ちゃん抱っこの若いママも署名


各地域で市政報告会開かれる
10月23日「山麓公園バーベキュー」に18人参加・・・・食べて、しゃべって、コールして、楽しい時間に(中地域後援会)バーベキューに舌つづみ いずみさんと浜田市
 和泉のぶた参議院予定候補と浜田市議も加わり、和泉さんの知り合いの青年、写真や歩く会のお友達、つきあいのある方など18人が集まりました。
 みんなで炭おこしや材料の用意をにぎやかに準備しました。用意ができると乾杯の後、「肉が焼けたよ」「野菜ができましたよ」とわいわい言いながら食べました。おなかの方が一段落した後、それぞれに語り合い交流しました。
 まず和泉さんからは橿原市で行われた「戦争法反対の集会の様子」や廃止に向けた決意と奈良県自衛隊誘致に動いていることに反対する行動について報告がありました。浜田市議からは「ゴミ」「マイナンバー制度」「URの土地を市が購入しようとしている問題」など今市政で問題になっていることをわかりやすく説明してもらいました。それをうけて浜田市議のニュース「浜ちゃんが行く」と「しんぶん赤旗」を広げてほしい,「11月の赤旗祭りに参加を」との訴えもおこないました。
 参加者からは「戦争法」についてのそれぞれの思いも出されました。「参加者の中で第二次世界大戦の経験を持つものとして、絶対戦争はだめ」「これからは関心を持って、自分にできることを考えていきたい」「自民党支持者が初めて共産党に投票するとき手がふるえたといっていましたが、(国民連合政府実現のため)違う候補者に投票することになるかもしれない。そのとき手がふるえるかもしれない」など盛り上がりました。
 その後、ハーモニカ演奏で歌を歌った後、和泉さんのコールで「安倍政権は絶対退場!」をみんなでコールしました。
 
11月12日、鹿の台地区のクローバーの会報告(北地域後援会) 
13名集まりました。いずみ予定候補も参加、国民連合政府への訴えに行かれた時の話をされました。どのお宅を訪問しても反対という人はなく、門前払いもなかった。中にはこういう時代を待っていましたという人、特に戦争を体験した人は私たちの世代はなくなりつつある。意識的に若い世代に語り伝えなければと言われたと報告。
久保議員の市政報告では 
1 マイナンバーが郵送されつつあるのでどうしたらいいかという点について、
2 ゴミ有料化から半年、その現状と問題点
3 生駒市立病院の運営の問題について報告などされ、続いて話し合いになりました。
かつて住基ネットのカードを作らされたがいつのまにか忘れられ、今また写真入りのカードを作らされプライバシー保護といいながら反対のことが行われようといている。住基ネットが空洞化されたように国民の怒りでみんなで空洞化しようという意見も出ました。
ゴミ問題については確かに生ゴミは減ったが、プラごみはかえって増え分別もされず出されている。大型ごみもお金の問題でみな困っている。
 またおしめについて無料になったのはありがたいが、特に大人(病人、老人など)の場合、半透明と規定されているので出す人は「あそこの家」と分かってしまってつらい思いをされていると聞く。
半透明でなく白色にぜひ変えてほしい。
市民病院については医者の充実を願うという意見も出ました。
  
10月31日、南地域の市政報告会  
 35名が参加しました。いずみ信丈さん、浜田市議、竹内市議、久保市議と、豪華な顔ぶれがそろって参加されました。いずみさんは、戦争法廃止の世論と運動を強めて国民連合政府を実現しようと訴えました。
 3人の市議は、9月市議会で各自が取り上げた問題を詳しく報告されました。URが高山第2工区に所有する土地を生駒市に売りつけようとし、市は土地鑑定料2600万円を補正予算で提案し、可決された問題。
生駒市の正規職員数が削減され、サービス低下が懸念される問題。改悪された介護保険制度のもとで、市はどう対応するかの問題。
市立病院の利用状況と医療体制の問題。家庭ごみが有料化されたが実際に減っているか、の問題などです。

           こんにちは
          いずみ信丈です
           (その5)

  
 いま全国各地で行われている戦争法廃止の
国民連合政府を目指す呼びかけと運動。私も
奈良県内で提案を持って各団体を尋ね、対談
を行わせていただいております。
 「内容もよいが、提案を出してくるスピー
ド感がすばらしい」「先見的でエネルギーに満
ちた提案であり、感動している」「違いを捨て
事を成そうとする姿勢に日本共産党が本気で
あることが伺える」などと歓迎し、受け止め
ていただきました。
 様々な人が参加できるようにオープンに対
談を行いたいという、先方の希望に応えるか
たちとなった対談では、ブログで告知記事を
見た一般の方々が参加され、様々な意見交換
を行った後に、その場で「しんぶん赤旗」日
曜版の購読申し込みをされるなど、提案を通
した新しいつながりも生まれています。
 提案が日本の未来を切り拓くものだと、改
めて確信する日々です。
          2015年11月22日





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