市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

ゴミ問題・・ゴミ減らしに有料化は必要?

7月26日 「市民の輪いこま」主催のゴミバスツアーに参加しました。
市内で収集されたゴミがどのように処理されているか、興味がありました。
市の環境事業課の案内で市内3箇所の処理場を訪れました。

1)北田原(株)マツユキリサイクル
再生可能な資源ゴミの分類をしています。また、リュース可能な衣類、靴、鞄などを圧縮梱包し、東南アジアやアフリカに送っています。今まで、このような物は廃品回収に出せないと思っていましたが、そのまま出せば再使用されるとのことです。家の中の不要な物が随分減らせそうな気がしてきました。

衣類を梱包しているところ


マツユキリサイクルのリーフレットより




2)生駒市清掃センター
市内で収集された「燃えるゴミ」が焼却されるところです。毎日110トンが焼却されています。ダイオキシンを基準値以下にまで除去して排出できる設備を備え、ここで発生する熱は当センターの冷暖房などに利用される他、ふれあいセンターに送られ風呂水を温めるなどに利用されているそうです。
ゴミはすべて破砕機で細かく砕かれてから焼却されるので、針金、長い物(コード、紐など)や、堅く大きな物はだめ、また、磁気のあるものは機械の側面にくっつき、金属類を集めてトラブルの原因になるなど、ゴミの出し方に注意が必要だということがよく分かりました。


3)関西メタルワーク
燃えないゴミ(ビン・カン)や再生ゴミの処理をしています。再生用途別に、細かく分類しますが、ベルトコンベアーで運ばれてくるビンや缶を6人ぐらいの人が手でより分けていました。ビンは必ず中身を出して洗って出す(ラベルははがさなくてもよい)、アルミ缶と鉄缶は分けなくてもよい(アルミは粉砕後機械で分別される)、缶はつぶさずにビンと一緒に袋に入れて出す方がビンが割れなくてよいなど、これまで思っていたことと違うことがいくつかありました。 また、スプレイ缶などガスを抜かずに出す人がよくあり爆発・火災事故も何件か起こっているとのことです。このような注意点は市民に徹底する必要があると痛感しました。


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7月31日「ゴミ問題を考えよう」―「市民の輪いこま」市民講座に参加しました。
生駒市の「どこでも講座」”ゴミの減量・分別について考えよう“を受講し、ゴミ問題について学習し論議しました。 市の環境事業課の方から「ごみ半減プラン」などの説明を受けた後、ゴミの有料化は本当に必要か、ゴミの減量、分別収集についての疑問、カラス対策などなど、活発な論議が交わされました。