市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

生駒市後援会ニュース2018/8月号


イージス・アショアの配備先候補地

飛んでくる複数のミサイルを強力な電波でその速度、方向、
位置を同時に捕らえ、それらを打ち落とすために複数の
迎撃ミサイルを発射する装置。これを軍艦に装備したのが
イージス艦海上自衛隊は4隻保有している。しかし
陸上に配置するのが、今回問題になっている
「イージス・アショア」で、2基あれば日本全域を
カバーできるという。
災害対応よりカジノ優先、参院定数6増、ごり押しの暴挙

安倍政権と与党、底なしの堕落、極まれり

災害地11万人避難指示の最中に、「赤坂自民亭」で宴会! 

通常国会が終わりました。安倍自民党政治の腐敗堕落ぶりは、どこまで転落するのでしょうか?

6野党・会派の党首がそろって首相官邸に行き、西日本災害対応を最優先に取り組むことを申し入れたにもかかわらず、1)カジノ実施法案を最優先する。2)党利党略の参院定数6増法案をごり押しする。3)11万人に避難指示が出たその夜、安倍首相、防衛大臣法務大臣自民党議員数十人が飲み会を開き「赤坂自民亭」などと浮かれ騒いだあげく、「和気あいあい」と写真をツイッターに投稿して見せるなど、この内閣の無責任さと無節操ぶりは驚くべきものです。さらに

4)労働基準法など、戦後労働法制の土台を掘り崩す「働き方改革」法案を強行成立させた。特に「高度プロ制度」はいくら残業しても全く「残業代ゼロ制度」であり、まさに「過労死促進法」です。そして

5)この半年の国会の最大の特徴は、森友・加計問題に見られる公文書改ざん、交渉記録の隠ぺい、あるのに廃棄したという虚偽答弁など、国民から真実を隠し、国民主権と議会制民主主義を破壊する前例のない異常事態の展開です。これについて、何の反省もないどころか、「誤魔化して、さらに誤魔化して、どこまでも逃げられるだけ逃げる」という、まさに民主政治の思想のカケラもない、政治道徳も矜持も全く持ちあわせない、腐敗したドロ沼への転落そのものです。


安倍政権が大軍事拡大の企み          

 6)さらに許せないことに、安倍政権は今後なお「北朝鮮の脅威」を理由に、大軍拡を狙っています。

 6月22日、秋田県庁を訪れた小野寺防衛大臣に佐竹知事が迫りました。「イージス・アショアは、北朝鮮との緊張関係が高まっていた時点の発案だ。配備は数年先になることを考えると、本当に秋田が最適候補地か?」・・・安倍政権が昨年の北朝鮮の核実験やミサイル発射を「新たな段階の脅威」と位置づけ、陸上配備の迎撃ミサイル「イージス・アショア」の導入を決めたのは、昨年12月のことです。(1基1千億円。政府が考える候補地は秋田と山口の2箇所)

 導入を決めて半年後の6月12日、米朝会談が実現し、その共同声明は「朝鮮半島の完全な非核化」と明記、昨年の北朝鮮は核実験が2回、ミサイル発射は17発だったが、今年はこれまでゼロとなった。秋田県議会の自民党議員からも「今の北朝鮮の動きは、12月には全く予想できなかった。イージス・アショアの必要性はまだあるのか?』


軍事費11兆円GDP比2%)の衝撃!           
安倍政権は年内に新たな「防衛計画の大綱」と中期防衛力整備計画を決定します。日本はこれまで、北朝鮮の核・弾道ミサイルの「脅威」に対抗するためとして迎撃ミサイルPAC3や早期警戒レーダーを中心とする「ミサイル防衛網」を整備してきました。すでに2兆円以上を費やしています。しかし北朝鮮弾道ミサイルは予想をはるかに超えて強化され、より長距離・高高度を飛ぶため、複数弾頭の同時発射や超高高度のロフテッド軌道のミサイルなどには全く対応できません。イージス・アショアを導入しても状況は同じで、全く対応できません。

年内に決定される新たな「防衛計画の大綱」と中期防衛力整備計画について、自民党が政府に提出した提言(5月25日付)は、「NATOが防衛費の対GDP比2%達成を目指していること」を参考に、必要かつ充分な予算を確保せよとしているが、この「2%」は具体的にいくらか、穀田議員から質問されて、山本防衛副大臣「11兆2860億円」という衝撃的な数字を明らかにした。(5月30日、衆院外務委員会)   
 1976年に三木内閣は「軍事費はGNP1%以内」と決めており、安倍政権まではおおむね、この枠で推移していたのです。4月の日米首脳会談で、トランプ大統領は「貿易赤字解消」の一環として米国製武器の大量購入を要求し、安倍首相はこれに応じました。米国いいなりの、かつてない大量武器購入・軍事大増強の危険が迫っています。


経験したことのない地震と豪雨! 
生駒北地域の被害
 六月十八日午前七時五十八分、突然、家全体が揺れてガチャガチャと大きな音とともに食器棚の中の食器が音を立て、隣りの部屋の天井照明がガッシャーンと落ち、思わずテーブルの下に入りました。
 高山町は、大阪府京都府との県境。特に、交野市と枚方市は隣接のため、枚方が震度六弱なので、高山町北部も同じと考えられます。
 高山に住む後援会員宅では食器がたくさん割れて、スーパーのレジ袋にいっぱいになったとのこと。鹿ノ台小学校では、校舎の窓ガラスが十六枚割れたと聞いています。
 余震が三〇数回もあり、何度もドキっとさせられました。地震は関東と思っていたので、今回の突然の大地震にびっくりしました。怪我人が出なかったことは幸いでした。

 ショックも冷めやらない七月五日、午後から降り出した雨が、バケツを、ひっくり返したような大雨になり、テレビではまたまた大阪北部に大雨警報が出始めます。携帯電話には、枚方市役所からのエリアメール、交野市役所からのエリアメール、そして生駒市役所からも避難勧告メールが入り始めます。「勧告やし・・・」とベッドに入っても、三カ所の市役所から、ひっきりなしに緊急メールが鳴り、遂には「高山町の四つの地域に避難指示が出されました」とのこと。
 午前二時半ごろ「何かアナウンスが聞こえるな」と窓を少し開けると
「避難指示が出ました。避難して下さい」と、パトカーが巡回してます。
しばらく様子を見ていても、ご近所の方は誰も出て行く気配もないし、こんな時間に移動する方が危険と、殆んど眠れないまま朝を迎えました。
 広島や岡山、四国などの大被害の報道に心傷みます。日頃から「防災知識」や「ハザードマップ」をしっかり身につけておく必要があると、実感しました。
           (高山町 M)

▼住みよい街に!暮らしに!〜各地のつどいで出された後援会員の声▲
中地域「はなみずきの会」7月も
 かまの参院予定候補、浜田市議含め18名が参加、かまのさんは「若者や働く人から直接話しを聞き、どうすれば困難を解決できるか、長年一緒に考えてきた」など政策に実感がこもった話しをされた。
 出された資料は18年度国家予算。防衛費は5兆円超。日本にある米軍基地のために日本が(負担義務がないのに)負担している思いやり予算が4180億円。内訳は基地で働く日本人従業員の給与など労務費、光熱水料、施設整備費等。(ドイツやイタリアでは、すべて米軍負担)
 辺野古新基地建設費も日本が負担。さらにSACO経費、即ち米海兵隊が日本本土で本格的な実弾砲撃演習を実施するときの輸送費も。
米軍へは思いやり予算、国民へは社会保障削減、まったくひどい政治です。



「ながら貯筋」  竹内ひろみ 

「元気で長生き」は誰しも願うことです。健康は足腰からといわれ、ウオーキングなど勧められますが、忙しくしていると、つい何もしない日が続き、気づけば筋力が衰え、膝が悲鳴を上げることにもなります。
 そこで、私が実行しているのが「ながら貯筋」です。毎日、歯磨きしながらスクワット、お化粧しながら「かかとの上げ下げ」で筋肉づくり・・3分間で30〜40回はできます。これで駅の階段を降りるときも膝が楽になり、効果を実感できます。
 市民と野党の共闘で、日本に民主主義を取り戻し、安倍政権の暴走にストップをかける運動は、今まさに正念場です。日本共産党はその要としての役割を果たせるよう、いま、党を大きくする運動に取り組んでいます。
酷暑、猛暑の毎日が続きますが、足腰を鍛え、この運動を成功させましょう。



県議会は「高校適正化計画」可決
7月9日、県議会は賛成多数で可決しました(下
表の通り)。平城高校保護者から2万筆以上、「高
校削減を考える会」も6千筆以上の反対署名を提
出しており、9月議会へ向けて、さらに運動を強
化する、としています。

 

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