市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

いよいよ一斉地方選挙後半戦、市会議員選挙に立候補します。


今月12日におこなわれました一斉地方選挙・奈良県会議員選挙の結果、生駒市では残念ながら議席を得ることはできませんでしたが、奈良県では5議席を維持することができました。市民のみなさんから寄せられましたあたたかいご支援に心から感謝申し上げます。

全国の道府県では、日本共産党は80議席から111議席へと大きく躍進することができました。安倍政権の、平和や暮らしをこわし、戦争する国づくりを押し進める暴走政治に、地方からストップをかけようという日本共産党の訴えが広く住民のみなさんの共感を得ることができた結果だと思います。

来る26日に行われる生駒市議選では、竹内ひろみ、二期目をめざし立候補することになりました。くらし・福祉第一のあたたかい市政をめざす日本共産党の3人の候補者の一員として、全員当選をめざしがんばります。

私は、4年前に宮内元市会議員引退の後を引き継ぎ市会に送っていただき、市民の福祉・くらし第一の市政をめざし、議会の内外で活動して参りました。

地方自治法では、「地方自治体の一番の仕事は福祉の増進である」とはっきり書かれています。私は、常にこの原点に立って、市の行政をチェックし、市に提案してきました。

ご存じのように、山下元市長は、任期半ばで市長を辞任し県知事選に出馬し敗北しましたが、二言目には「受益者負担」といって次々と市民の負担を増やし、福祉の切り下げをしてきました。

生涯学習施設の減免廃止、高齢者の交通費補助の減額、子どもの医療費の助成削減、介護保険利用料の補助の切り下げ、らくらくハウスなどの福祉施設の有料化などを行いました。
日本共産党はこれらに対して、福祉の切り下げだとして反対しましたが、これらの議案は賛成多数で決まってしまいました。

地方自治体は、今進められている国の悪政に対して住民を守る防波堤となる
ことが必要とされていますが、国の社会保障切り下げにそのまま従っていく市とそれをやすやすと認めていく議会では、住民のいのちとくらしは守れません。

日本共産党は、今後も防波堤の役割を果たせるよう、先頭にたってがんばります。
 一方、昨年は、議員定数削減の提案がされましたが、私たち日本共産党は、議員定数は様々な市民の民意を反映するには一定数の議員は必要であり、現在の定数24人は、市の人口が3万人台だったときから変わっておらず、多すぎることはないとして、反対しました。必要なことは、定数削減ではなく、市民のためにしっかり働く議員を増やすことです。

日本共産党は、むしろ議員報酬を減らすべきであると考えています。しかし、昨年12月に提案された、議員の期末一時金を人事院勧告に従って引き上げる議案に対して、定数削減を提案した議員も含め15人の賛成で可決されました。

また、家庭ゴミの有料化は、昨年3月の議会でわずか一票差で決まってしまい、この4月から実施されましたが、市民のみなさんに大きな負担と迷惑がかかっています。私のアンケートはがきにも、市民のみなさんからの怒りの声がたくさん届いています。

私たち日本共産党議員団は、廃棄物処理法に定められているように、ゴミの処理は税金で市が行うべき仕事であり、有料化はするべきではないとして、当初から反対の立場を打ち出し、先頭に立ってたたかって参りました。市が有料化の理由として一番に掲げている、「ゴミを減らすためには有料化するしかない」というのは、これまですでに25%も減らしている市民のゴミ減らしの努力を評価せず、また、生ゴミ対策などの有効な手だても十分しないもので、到底市民の納得を得られるものではありません。

日本共産党は、選挙後の新しい議会で、ゴミの有料制廃止の提案をし、きっぱりと廃止させるためにがんばります。

私は、また、市民のみなさんからのご要望を受け、地域の様々な問題解決のために取り組んで参りました。ここ南の地域には、危険な道路や歩道、老朽化した橋などが多く、市民のみなさんからの改善のご要望がたいへん多く寄せられています。
一つ一つの問題について、それぞれ管轄する市や県、警察、近鉄などに要望し、いくつか改善を得ることができました。そして、私の市政報告「ひろみだより」で結果を報告して参りました。これからもこのような活動に励み、市民のみなさんのご要望に応えていきたいと思います。

今度の選挙は、35人ぐらいの立候補が予想され、それで定数24人を争う大激戦です。住民のいのちと暮らしを守る、値打ちある日本共産党の議員として、竹内ひろみをもう一度市会に押し上げていただきますよう心からお願いいたします。