市会議員「ひろみだより」

日本共産党生駒市議会議員 竹内ひろみ活動報告

ひろみだより2014年2月-3月No. 15


生駒市長選挙

久保秀徳氏善戦健闘!
去る1月26日、生駒市長選挙が行われ、山下真現市長が再選されました。結果は次の通りです。


山下 真    26,997票
久保 秀徳    7,764票
土倉 幸雄    3,609票

投票率が38.87%と非常に低い中(前回53.15%)、山下市長は前回より2,200票余り減らしての当選でした。一方、「みんなの会・生駒」推薦(日本共産党支持)の久保秀徳氏は、前回の溝川悠介氏の得票より992票増やしました。
得票率は21.51%(前回より7.90%増)でした。


久保秀徳氏の「福祉重視のあったか市政に転換しよう」という訴えには、多くの市民から共感の声が寄せられ、日を追う毎に支持が広がりました。行財政改革を第一とし、福祉切り捨ての冷たい現山下市政に対する批判の受け皿となることができました。立候補してから2ヶ月足らずの短期間でしたが、久保氏と「みんなの会・生駒」のみなさんは最後まで政策を訴え奮闘されました。日本共産党も、久保氏への支持を広げるために全力を尽くしました。
久保氏は、今回の選挙で託された市民のみなさんの思いをしっかりと受け止め、今後も福祉重視のあったか市政をめざし、市民のみなさんとともにがんばるとの決意を表明されました。


3月議会のおしらせ
3月議会が次の日程で開催されます。
来年度の予算が決められるなど、大切な議会です。
傍聴においでくださいますようご案内申し上げます。

2014年3月議会日程 10:00〜

 7日(金) 本会議
10日(月)  〃
11日(火)  〃
12日(水)  〃
13日(木) 都市建設委員会・予算委員会(都市建設委員会終了後)
14日(金) 市民福祉委員会・予算委員会(市民福祉委員会終了後)
17日(月) 環境文教委員会・予算委員会(環境文教委員会終了後)
18日(火) 企画総務委員会・予算委員会(企画総務委員会終了後)
20日(木) 予算委員会
26日(水) 本会議

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安倍内閣の暴走にストップを !!
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 1/26の生駒市長選挙に向けて、多くの市民の方と語り合いました。当然市政についての話が多かったですが、今後の生活に対する不安も多く出されました。雇用の不安、賃金が上がらない、年金が下った、介護保険料が上がった、灯油やガソリンなど物価が上がっている、4月から消費税が上がったら大変、などなど。いうまでもなく、これらの不安の大本は、いま安倍内閣が民意に背いて押し進めている悪政にあります。こんな安倍内閣の暴走にストップをかけるたたかいを大きく起こしていきましょう!!

暴走ストップ  生駒市民集
3月30日(日)1:30−4:30
セイセイビル文化ホール

●平和の心を歌う
シャンソン 夏原幸子さん
●講演「秘密保護法廃止の手をゆるめず
    政権の暴走を阻止しよう」
 日本平和委員会代表理事 内藤功さん
主催:「憲法改悪許さない」生駒共同センター



地域の要求大切に

道路など改善一歩ずつ
1 小瀬町の乙田踏切近くの市民の方から、家のそばの側溝の格子蓋が短いため、車がしばしば脱輪しているとの情報が寄せられ、市の土木課に改修の要望を出しました。今年になって、写真のように改修され、喜ばれています。

継ぎ足された側溝の蓋(白い部分)


2 東山町の市民の方から、「通学路になっている道路の側溝に土がいっぱい積もり、雨が降ると水が溢れている」との情報が寄せられました。
早速土木課に要請しましたところ、
きれいに整備されました。

泥がきれいに取り除かれた溝


3 市内の街灯はLED化され、これまでの自治会管理から市の管理になりました。夜間の散歩コースにある街灯がつかなくなっていましたので、市の環境政策課に連絡して直してもらいました。

どんなことでもご一報いただけば、市の方に要望し、要求実現に向けて力をつくします。


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「調整池(ちょうせいち)」の管理を要請
<私の一般質問・2013年12月議会>

「調整池」は、集中豪雨などの局地的な出水で河川の流下能力を超えて洪水がおこるのを防ぐため、水が河川に入る前に一時的に溜める池です。
宅地などの開発が行われると、その地域の雨水流出機構が変化し、溢水などによる被害が起こる恐れがあるため、3千平方メートル以上の開発に際しては、調整池の設置が義務づけられています。
以前は、開発業者が管理していましたが、調整池が埋め立てられるなど、適切な管理が行われていない例が指摘されるようになり、管理は原則として行政に移管されることになりました。
私は、市民の方から「近くの調整池が、木が生い茂り汚水が溜まっている」との苦情が寄せられたため、現地を見に行きました。確かに、そこは池の中に4メートルを超えるような高い木が生い茂り、何年も放置されているようでした。確認したところ、そこは開発業者の所有でしたが、その業者は既に倒産しており、管理不能となっていました。
また、もう1カ所、東生駒の池(沈泥池)も、近所の住民の方から、汚水が溜まり悪臭を放っているとの苦情が出されていました。ここは、民間管理だった数年前までは2年に一度泥出しされていたが、市に移管されてからは一度もされていないとのことでした。
私は、他の調整池の状況も確認するため、市内を見て回りました。



高木が茂る調整池

市の管理となっている池でも、土砂が積もり丈高い草がびっしり生い茂っているものや、水位が高く明らかに排水が滞っているものなど、早急に整備が必要と思われるところがありました。
近年、過去に経験したことのないゲリラ的豪雨などが頻繁に起こっており、生駒市でも昨年9月の台風18号で高山地区を中心に被害が発生したところです。このような中、災害を未然に防ぐための調整池の役割はますます重要になっています。
そこで、私は、昨年12月議会の一般質問で、市内の調整池の状況と管理体制についてききました。
 市内には民間管理の19カ所を含めて57カ所の調整池があるが、管理基準もなくほとんど手がつけられていないことが分かりました。私は、市が調整池の重要性を認識して、きちんと管理するように要請しました。